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その他ニュース : 人手不足感 リーマンショック前以来の不足感 宿泊業や建設業で目立つ
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財務省・内閣府が10日発表した10〜12月期の法人企業景気予測調査で、大企業の全産業の従業員数判断指数(BSI)がプラス11・6となった。リーマン・ショック前の08年6月末時点(プラス12・0)以来の高い水準で、非製造業中心に人手不足感が強まっていることを示した。
製造業がプラス4・6、非製造業はプラス15・3だった。業種別では、外国人旅行客の増加で好調な宿泊業や、建設業、医療・教育、小売業で不足感が目立った。
先行きは、来年3月末がプラス9・7、来年6月末がプラス6・2と、現状の人手不足感はやや緩和される方向だ。
(12月10日 共同通信)
その他ニュース : 労働者の実質賃金 1年4カ月連続で減少 10月の勤労統計
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10月の毎月勤労統計調査(速報)によると、パートを含む労働者1人が受けとった現金給与総額(基本給や残業代、ボーナスなどの合計)は、前年の同じ月より0・5%多い平均26万7935円だった。8カ月連続で改善したが、賃金から物価の伸びを差し引いた実質賃金指数は2・8%減り、昨年7月以来、1年4カ月続けて減少した。
厚生労働省が2日発表した。4月の消費税率8%への引き上げや円安による輸入物価の上昇もあって、賃金の伸びが物価上昇のペースに追いついていない。実質賃金指数は7月、夏の賞与が増えて減少幅が1%台に縮んだが、8月以降は3%前後のマイナスで推移している。
現金給与総額の増加幅も8月以降は減り続けている。10月の内訳をみると、正社員など一般労働者は0・6%増えたが、パートは0・3%減。時給で働くパートの労働時間が減ったことが要因という。厚労省は「消費増税後に需要が減って企業が生産を控えているうえ、人手不足を背景に人材を確保しやすい短時間勤務での採用を増やしているため」とみている。
(12月3日 朝日新聞)
その他ニュース : ベネッセグループ 顧客情報流出おわび費用かさみ20億円赤字 300人希望退職募集
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ベネッセホールディングス(HD)は2日、グループ全体で300人程度の希望退職を今月18日から募集すると発表した。同社が希望退職を募集するのは昭和30年の創業以来、初めて。同時に、会員の減っている通信教育事業や間接部門から、成長分野の介護事業などに配置転換を進めるという。
7月に発覚した顧客情報の流出事件に関するおわび費用などがかさみ、9月中間連結決算の最終損益は20億円の赤字となった。同社は「一連の施策で組織の最適化を行い、販売管理費の削減、コスト構造の改革をはかる」としている。
希望退職日は来年3月末。特別退職金を支給し、転職支援も行う。すでにリストラ関連費用として約50億円の特別損失を計上しており、10億〜90億円の最終赤字を見込む15年3月期通期の連結業績予想に影響はないとしている。
また、グループ各社から700人を、介護子会社の「ベネッセスタイルケア」(東京都新宿区)、全国に設ける学習相談施設「エリアベネッセ」などへ異動する。人材を成長分野へシフトさせる。グループ全体の間接部門は来年4月までに統合し、約900人いる同部門の要員を約450人まで圧縮する予定。
(12月2日 Sankei Biz)
その他ニュース : トヨタ 「リケジョ」に最大360万円支援 女性技術者育成目的
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トヨタ自動車は26日、女性技術者の育成を目的に、豊田自動織機やアイシン精機などグループ9社とともに、理系の女子大学生と大学院生の学費などを来年から支援すると発表した。学生らが卒業後にトヨタやグループ企業に入社した場合、教育ローンの返済を最大360万円肩代わりする。優秀な「リケジョ(理系女子)」をグループで確保することも狙う。
11月26日(時事ドットコム)
その他ニュース : 日立製作所 国内2工場閉鎖 従業員1200人は解雇せず配置転換
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日立製作所は25日、情報通信分野の事業効率を高めるため、神奈川県小田原市と愛知県豊川市にある2工場を閉鎖すると発表した。それぞれ同じ県内にある別の拠点に統合し、合わせて約1200人の従業員は解雇せず配置転換する。
小田原では、「ストレージ」と呼ばれるコンピューター用の外部記憶装置を製造していた。この機能を、サーバーなどを手掛ける神奈川県秦野市の拠点に2016年9月末までに従業員約千人を含めて移す。
豊川は、子会社による現金自動預払機(ATM)の製造拠点だが、16年3月末までに尾張旭市の本社工場に従業員約200人とともに集約する。
(11月25日 共同通信)