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労災ニュース : 人手不足で平成26年上期 労災死2割増437人 厚労省

投稿日時: 2014-08-05 18:31:02 (1165 ヒット)

以下、引用です。

   厚生労働省の調べで、2014年上半期(1〜6月)の労働災害による死亡者が前年同期に比べ19.4%増(71人増)の437人となったことが分かった。人手不足による不十分な安全管理や経験の浅い労働者の増加などが死亡者急増の主な要因。厚労省は約250の業界団体に対し、安全対策の総点検や労使一体となった労災防止活動の実施などを要請する。

   業種別の主な内訳は建設業が28.2%増(35人増)の159人、製造業が12.3%増(9人増)の82人、陸上貨物(トラック)運送業が61.8%増(21人増)の55人だった。

   運送業では荷積み・荷降ろし時にトラックから転落して死亡するケースが目立ったほか、2月の大雪による交通事故も多かった。製造業では経験年数1年未満の労働者の災害が増加。建設業でも人手不足で熟練労働者の需給が逼迫(ひっぱく)し、安全管理がおろそかになっている懸念がある。

(8月5日)


労災ニュース : 安全対策を怠った 元社員ら川崎重工を提訴 石綿(アスベスト)被害 神戸地裁

投稿日時: 2014-07-24 19:12:19 (1409 ヒット)

以下、引用です。

  22日、アスベスト(石綿)で健康被害を受けたのは川崎重工業(神戸市)が安全対策を怠ったためだとして、元社員の吉田嘉忠さん(72)同市垂水区ら3人が同社に慰謝料など総額約9500万円の損害賠償を求め、神戸地裁に提訴した。

 他の原告は、悪性胸膜中皮腫で2012年6月に67歳で死亡した元社員の男性の遺族2人(兵庫県在住)。

 訴状などによると、吉田さんは1960年代、石綿粉じんが舞う同社造船工場で船内電気工事など、男性はボイラーの溶接作業などに従事。ともに悪性胸膜中皮腫と診断され、労災認定された。

 3人は「川重は石綿粉じんの危険性を予見できたのに、立ち入り禁止措置や安全教育などを怠った」と主張。吉田さんは記者会見で「謝罪もなく、納得いかない。他に裁判を起こしたい被害者もいるはずだ」と語った。

 川崎重工業は「訴状を見ていないのでコメントできない」としている。

(7月22日 毎日新聞)


労災ニュース : 労災申請が最多、仕事で「心の病」 平成25年度

投稿日時: 2014-06-30 18:42:56 (1346 ヒット)

以下、引用です。

過労やいじめでうつ病など精神疾患を発症したとして、労災申請した人数は2013年度は1409人(前年度比152人増)で、過去最多を更新したことが 27日、厚労省のまとめで分かった。労災認定は436人(同39人減)で4年ぶりに減少したが依然高水準にある。いじめや過重労働など職場環境の悪化 が原因で発症した事例が目立った。

厚労省は「仕事上のストレスで医療機関でうつ病と診断される人が増えている。うつ病などを労災申請できるとの意識も浸透してきた」と申請増の要因を説明している。

  労災認定された人の発症の原因は「嫌がらせ、いじめ、暴行」と「仕事内容や仕事量の変化」がいずれも55人で最多。「悲惨な事故や災害の体験・目撃」 (49人)、「病気、けが」(46人)が続いた。「セクハラを受けた」(28人)、「上司とのトラブル」(17人)も目立った。
認定者を業種別にみると製造業が78人と最多。次いで卸売・小売業が65人、医療・福祉の54人が続いた。年代別では30代が161人と最多で、40代の106人が続いた。正社員が12年度に比べ58人減の375人だった一方、パート・アルバイトは9人増の26人、契約社員も9人増の20人だった。

(6月27日 日本経済新聞)


労災ニュース : ミスタードーナツ社員 過重な業務、過労死で賠償求め提訴 店長の遺族

投稿日時: 2014-06-11 19:40:37 (1523 ヒット)

以下、引用です。

 三重県内で「ミスタードーナツ」の店舗を経営する製菓会社「竹屋」(同県四日市市)が過重な業務に就労させ、安全配慮義務を怠った結果、男性店長(当時50)が過労死したとして、遺族が10日までに、同社と同社の社長に約9500万円の損害賠償を求めて津地裁に提訴した。

 訴状などによると、男性は2011年7月から津市内の2店舗で店長を務めたほか、県内の他の9店舗で店長不在時の代理業務を兼務。12年5月15日早朝、会議出席のため自家用車で通勤中に不整脈により死亡した。

 男性は、毎月120時間を超える時間外労働が常態化、四日市労基署が昨年7月、過労死と認定した。

(6月10日 共同通信)


労災ニュース : 「うつ病で自殺したのは会社の配慮が欠けていた」と遺族が会社提訴

投稿日時: 2014-06-06 18:56:42 (2773 ヒット)

以下、引用です。

 豊田通商名古屋本社に勤めていた男性(当時46歳)がうつ病で自殺したのは会社側が配慮を欠いたためとして、大阪府内の妻(44)ら遺族が4日、同社などを相手取り、約1億1000万円の損害賠償を求める訴えを名古屋地裁に起こした。

 訴状によると、男性は子会社から豊田通商東京本社に出向して2011年6月からベトナムへの出張を繰り返し、同年9月、仕事のストレスによるうつ病と診断された。同社名古屋本社へ異動した後、再び病状が悪化。12年7月頃、妻子のいる大阪での勤務を願い出たが、会社側は家族同伴で仙台か新潟への転勤を打診。男性は8月中旬に名古屋市内の自宅で首をつって自殺したという。

(6月5日 読売新聞)


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