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社会保険ニュース : 「同意のない出向は、無効」 ソニー社員審判申し立て 仙台地裁
以下、引用です。
本人の同意がないのに子会社への出向を命じられたとして、ソニーのキャリアデザイン室に所属していた男性(51)ら社員2人が23日、出向の無効確認を求める労働審判を仙台地裁に申し立てた。
申し立てたのは男性と別の子会社で勤務していた女性(57)。申立書などによると、7月16日付で宮城県登米市の子会社に出向を命じられた。拒否すると、給料を3割カットすると言われ、やむなく出向先で勤務しているという。
2人は10年ごろから複数回、退職強要を受けていたといい、代理人弁護士は「キャリアデザイン室はいわゆるリストラ部屋。退職に応じないことで出向を命じた」と指摘した。
ソニー広報センターの話 申し立ての内容が確認できていないのでコメントできない。
(7月23日 時事ドットコム)
労働法ニュース : 元中国技能実習生の解雇(妊娠理由に帰国強要)無効 富山地裁
以下、引用です。
富山市の食品加工会社で中国人実習生として働いていた紀莎莎さん(22)が、妊娠を理由に帰国を強いられそうになり、直後に流産した上、不当に解雇されたとして、同社と受け入れ団体に解雇無効と630万円の損害賠償などを求めた裁判で、富山地裁は17日、解雇を無効と認め、会社側に毎月約11万円の未払い賃金の支払いを命じた。
また、これとは別に会社と団体に計約363万円の賠償金などの支払いも命じた。
阿多麻子裁判長は判決理由で「妊娠を理由に即時帰国を求めることは技能実習制度の趣旨に反する。解雇の手順も不当だ」と指摘。団体に対しては「流産の危険性を認識しながら、原告の意思に反して即日帰国させようとした」とし、賠償責任を認定した。
(7月17日 Sankeibiz)
社会保険ニュース : 「年金支給年齢の引き上げ 2025年度(平成37年)まであり得ない」 田村厚労相
以下、引用です。
田村憲久厚労相は16日の閣議後記者会見で、公的年金制度の支給開始年齢の引き上げについて、「(厚生年金の男性の支給開始年齢を)2025年(度)までに65歳に引き上げている最中であって、そこまで(の期間)に引き上げることはまずあり得ない」と述べ、26年度以降の中長期的な課題との認識を示した。
(7月16日 時事ドットコム)
労働法ニュース : 労働基準法違反(危険有害業務の就業制限)容疑 少年4人に除染、福島会社社長逮捕
以下、引用です。
18歳未満の少年4人に除染作業をさせていたとして、福島県警棚倉署は11日、棚倉町関口の除染会社社長、加藤正勝容疑者(53)を労働基準法(危険有害業務の就業制限)違反容疑で逮捕した。「少年と気付いていた」と容疑を認めているという。除染で少年を働かせていた容疑での逮捕は初という。
逮捕容疑は6月上〜中旬、東京電力福島第1原発事故で一部が汚染状況重点調査地域に指定されている福島県田村市都路町で、16、17歳の少年計4人を除染に従事させていたとしている。
同署などによると、少年は数日間にわたり表土のはぎ取りや高圧洗浄機を使った除染をしていたという。同法は、雇用者に対して18歳未満を有害放射線を発散する場所の業務に就かせてはならない、と規定している。
(7月12日 毎日新聞)
セクハラ・パワハラニュース : 女性社員にセクハラの責任を取り辞任 熊本製粉社長
以下、引用です。
熊本製粉(本社・熊本市)は、古賀幹雄社長(64)が酒席などで女性社員にハラスメント(嫌がらせ)行為をした責任を取り辞任したと発表した。辞任は10日付。
同社総務部によると、今年4月、複数の社員が会社側に相談。
調査の結果
〈1〉女性社員を執拗に食事に誘った
〈2〉デュエットを強要した
〈3〉酒席で足を触った、
などの行為が確認された。
同部は「社長は『社員が嫌がっているのなら責任を取る』と辞意を表明した」と説明。10日の取締役会で了承され、後任には宮本貫治代表取締役(62)が就任したという。 同社は資本金4億9350万円で、従業員約190人。東京や大阪、福岡にも工場や事務所がある。
(7月12日 読売新聞)