新着情報
会社を訴えるニュース : 希望退職拒否で異動は無効 東京地裁
以下、引用です。
希望退職への応募を断ったら異動させられたなどとして、電線・ケーブル大手のフジクラ(東京都江東区)グループの50代技術職の2人が、配転命令の無効などを求める労働審判を申し立て、東京地裁が3月2日に命令は無効と判断していたことがわかった。
申立書によると、フジクラは2013年、業績不振から100人規模の早期退職の実施を発表。2人は繰り返し応募を迫られ、拒み続けたところ、新設部署に異動させられ、自らの出向先を見つけるよう求められた。その後、子会社への出向も命じられた。
フジクラは異議を申し立てたため、裁判に移行する。フジクラは朝日新聞の取材に「詳細は差し控えたい」としている。
(4月7日 朝日新聞)
会社を訴えるニュース : 航空会社エミレーツ航空 労働組合結成したため解雇される 元社員が提訴
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アラブ首長国連邦(UAE)の航空会社「エミレーツ航空」の元社員3人が、労働組合を結成したため解雇されたとして、同社を相手取り、正社員としての地位確認などを求める訴訟を近く大阪地裁に起こす。
訴状などによると、3人は40歳代の日本人男女で、2012年2〜5月に採用された。大阪市中央区の事務所で主に予約・発券、問い合わせの電話に対応していたが、14年6月、所属するコールセンターの廃止を理由に自宅待機を命じられ、同年9月に整理解雇された。
3人は、上司から他の社員の前でどなられるなどのパワハラを受け、残業代もほとんど支払われなかったとして、13年1月に組合を新たに結成し、同社と団体交渉を継続していたという。
(2月17日 YOMIURI ONLINE)
会社を訴えるニュース : 日本航空のパイロット 経営再建中の整理解雇も有効 地位確認訴訟 最高裁
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日本航空の経営再建中に整理解雇されたパイロット64人が、解雇は無効として地位確認などを求めた訴訟で、最高裁第1小法廷(金築誠志裁判長)は5日付で、原告らの上告を退ける決定をした。解雇は有効とした一、二審判決が確定した。
整理解雇された客室乗務員が起こした訴訟についても、4日付の最高裁決定で原告らの上告が退けられ、敗訴が確定している。
(2月6日 時事ドットコム)
会社を訴えるニュース : HIV(エイズ)陽性を理由に退職へ 病院に賠償命令 福岡高裁
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エイズウイルス(HIV)検査で陽性と診断された福岡県内の元看護師が、検査結果を知った勤務先の病院から退職を余儀なくされたとして、病院に約1千万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、福岡高裁は29日、病院に約115万円の支払いを命じた一審の福岡地裁久留米支部判決を変更し、約61万円の支払いを命じた。
判決理由で一志泰滋裁判長は「元看護師は勤務先病院が検査結果を職員間で共有することについて、事後承諾していた」として慰謝料を減額した。
(1月29日 共同通信)
会社を訴えるニュース : 日本航空(JAL)の整理解雇は無効 元客室乗務員勝訴 大阪地裁判決
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日本航空の会社更生手続き中に整理解雇された大阪府内に住む40代の元客室乗務員の女性が、解雇取り消しを求めた訴訟の判決で、大阪地裁(中垣内健治裁判長)は28日、解雇を無効とし、計約1100万円の未払い賃金の支払いを命じた。
日航の整理解雇を巡っては、女性とは別に客室乗務員とパイロットが集団提訴したが、いずれも一、二審で原告側が敗訴(上告中)しており、一連の訴訟で整理解雇を無効とする判決は初めて。
判決は、解雇対象者の選定基準とされた休職者の職場復帰の日付(復帰基準日)の公表時期に着目。「復帰基準日の公表前に復帰した者を解雇対象とする合理的な理由はない」と指摘。女性は復帰基準日の公表時点では病気休職から復帰しており「解雇対象となることは不合理」と判断した。
判決によると、女性は2010年5月から同年10月まで病気休職していた。日航は同年9月に病欠や休職など解雇対象の選定基準案を労組に提示。同年11月に復帰基準日を「9月27日」とすることを公表した。
日航広報部は「主張が理解されなかったことは大変遺憾。内容を精査の上、今後の対応を検討する」としている。
(1月28日 日本経済新聞)
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