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セクハラ・パワハラニュース : 熊本県警元警察官3人 「パワハラ」で退職強要 熊本県提訴
以下、引用です。
熊本県警の元警察官3人が、警察学校在学中に教官から暴行や退職強要などのパワーハラスメントを受けたとして、県に計約1700万円の損害賠償を求め、熊本地裁に提訴したことが23日分かった。提訴は3日付。
訴状によると、3人は県警に採用され警察学校に入学した2013年10月以降、複数の教官から、指導と称して肩を蹴られたり棒で背中をたたかれたりするなどの暴行を受けたほか、飲酒の強要や長時間のしっ責などの嫌がらせを受けたとしている。
また、3人は教官から「能力がないやつを置いても税金の無駄遣い」などと退職を強要されたと主張。14年1〜3月、それぞれ県警を退職した。
(2月23日 共同通信)
セクハラ・パワハラニュース : 自殺は上司によるパワハラが原因 警部の妻が公務災害の認定を申請 福島
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福島県警捜査2課の警部(当時51)が昨年に自殺したのは上司のパワハラなどが原因だとして、警部の妻が、県警を通じて地方公務員災害補償基金福島県支部に公務災害の認定を申請したことが2日、同支部などへの取材でわかった。妻は「仕事が原因で亡くなったと公的に認めてほしい」と話している。
県警によると、警部は2014年4月末、職場のある県警施設で、「仕事に疲れました」との遺書を書いた後、首をつった。上司の課長(当時)から13年12月〜14年4月ごろ、「小学生みたいな文章を作ってんじゃねえ」などと大声でしつこく非難され、何度も文書の書き直しを指示されるなどのパワハラを受けていた。自殺した月は1日しか休めないなど過重労働やストレスにも苦しんでいたという。
県警は14年6月、課長を戒告処分とし、更迭した。
(2月3日 朝日新聞)
セクハラ・パワハラニュース : 厚生労働省 雇用主へのマタハラ指導を強化 降格・解雇の時期で判断
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働く女性が妊娠・出産を理由に退職を迫られたりするマタニティーハラスメント(マタハラ)が疑われるケースについて、厚生労働省は22日、雇用主への指導を強めることを決めた。妊娠や出産と、降格、解雇などの不利益な取り扱いを受けた時期が近接していれば、原則として因果関係があるとみなし、雇用主に報告を求めることなどを検討する。
最高裁が昨年10月に示した「妊娠による降格は男女雇用機会均等法が原則禁止しており、本人の同意がなければ違法」との初判断を受け、同法などの解釈をめぐる通達を改正。
近く全国の労働局長に送ることとなる。
(1月23日 共同通信)
セクハラ・パワハラニュース : アデランスのセクハラ(セクシャルハラスメント)訴訟が和解 1300万円支払いへ
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かつら業界大手「アデランス」(本社・東京)の兵庫県内の店舗に勤めていた女性が「指導役の男性からセクハラを受け、退職に追い込まれた」として、約2700万円の損害賠償を求めて大阪地裁(谷口安史裁判長)に起こした訴訟が和解した。和解は昨年11月28日。アデランスが解決金として1300万円を支払うという。
女性は訴状で、2008年3月、指導のために店に来た大阪市内の店舗の店長から「数字を達成できなかったら彼女になるか、転勤だ」と言われたり、キスを迫られたりして精神的に不安定になり、休職したと主張。10年1月に心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断。その後に給料支給を打ち切られ、11年9月に会社を退職した。セクハラについては、地元の労働基準監督署が労災と認定し、休業補償給付を受けているという。
和解条項には、男性が解決金の半額の650万円を支払う。アデランスは原告の居住地域に男性を転勤・出張させないよう努めるとした内容も盛り込まれた。
(1月20日 朝日新聞)
セクハラ・パワハラニュース : スーパー大手西友 元パート女性がセクハラ訴え 会社と上司に賠償命令
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スーパー大手西友の元パート社員の20代女性が、売り場担当だった40代男性社員によるセクハラ行為が原因で退職を余儀なくされたとして、1100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が16日、東京地裁であった。沢井真一裁判官はセクハラ行為を一部認定した上で、「会社には職場環境への配慮義務違反があった」と述べ、同社と男性に330万円の支払いを命じた。
男性は「移動を促すために肩や腰などに触れたことはあるが、セクハラ行為はしていない」と主張したが、沢井裁判官は「女性の供述は具体的で、男性を陥れる動機も認められない」と退けた。
(12月16日 時事ドットコム)