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その他ニュース : 無償派遣強要・独禁法違反で課徴金12億円 ディスカウント店に命令へ 公正取引委員会
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納入業者に無償で従業員を派遣させたなどとして、公正取引委員会が独禁法違反(優越的地位の乱用)で、ディスカウントストア「ダイレックス」(佐賀市)に12億7400万円の課徴金納付命令と排除措置命令を出す方針を固め、処分案を示したことが14日、分かった。
同社の親会社で東証1部上場のドラッグストアチェーン「サンドラッグ」が明らかにした。関係者によると、ダイレックスは少なくとも2012年までの数年間、店舗の新規開店や改装の際、商品の陳列などのため納入業者に従業員を無償で派遣させたり、協賛金を求めたりしたという。
同社は、九州を中心に関東、中国、四国地方などに展開。09年にサンドラッグの子会社となった。13年3月期の売上高は約1183億円。12年12月に公取委は立ち入り検査していた。 サンドラッグの話 厳粛に受け止める。内容を精査の上、対応を慎重に検討する。
(4月14日 時事ドットコム)
その他ニュース : 育休早期復職で保育費補助額増額 最大60万円まで育休支援 ダイキン工業
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ダイキン工業が、原則1年の育児休暇を半年未満で切り上げた社員に対し、保育費の補助を増額する制度を設けたことが10日、分かった。延長保育やベビーシッターの利用費を復職後1年間、最大60万円まで補助する。
保育費の負担を考え、職場への早期復職を思いとどまる社員を減らす。出産をきっかけとした女性社員の離職率を抑制する。4月1日から導入した。
ダイキンの女性社員は約千人。このうち出産適齢期を迎える20〜30代が7割を占める。育児休暇を取得する期間が短ければ、復職の際のストレスが小さくなる効果も期待できる。働きながら育児をしやすい環境を整備する。
(4月10日 共同通信)
労災ニュース : 性同一性障害女性・うつで自殺 労災と遺族提訴 山口
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山口県岩国市の性同一性障害の女性(当時29)がうつ病で自殺したのは職場での嫌がらせや退職強要が原因の労災として、遺族が1日、国に、遺族補償年金を不支給とした労働基準監督署の処分取り消しを求める訴訟を広島地裁に起こした。
訴状によると、女性は08年11月、勤務先の中古車販売会社の同僚に、性同一性障害であることや、その苦しみからリストカットした経験を告白。同僚から「一緒に働けない」などと嫌がらせを受け、上司から退職を迫られ解雇された。その後、うつ病になり、09年1月に自殺。遺族は11年に労災として遺族補償年金を請求したが、労基署が不支給処分とした。
(4月1日 共同通信)
法改正・改正案ニュース : 雇用保険・育児休業給付金50%→67%(半年間)、平成26年4月に引き上げ
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育児休業給付率を引き上げる改正雇用保険法が28日午後、参院本会議で可決、成立した。休業前賃金の50%と定めている給付率を、半年間に限って67%に引き上げる内容で、収入の低下を懸念する男性に育休取得を促すことが狙い。共働き夫婦が交代で育休を取れば合計1年間の増額が可能になる。施行は4月1日。
(3月28日 Sankeibiz)
労災ニュース : ワタミ過労自殺訴訟 「法的責任に関して見解に相違」渡辺氏が争う姿勢
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ワタミグループの居酒屋で働いていて過労自殺した従業員の遺族が、会社や当時代表取締役だった渡辺美樹・自民党参議院議員らに損害賠償を求めている裁判の第2回口頭弁論が27日、東京地裁であった。渡辺氏が初めて出廷し、「法的責任に関して見解に相違がある」と争う姿勢を示した。
裁判では、2008年6月に投身自殺した森美菜さん(当時26)の両親が約1億5300万円の損害賠償を求めている。美菜さんの自殺は、月141時間の残業が原因だとして、12年2月に労働災害に認定されている。しかし、ワタミ側は異常な長時間労働はなかったなどと反論している。
出廷した渡辺氏は、「道義的責任について重く受け止め、心よりの謝罪を申し上げます。本当に申し訳ございませんでした」などと述べ、遺族に頭を下げた。
(3月27日 朝日新聞)