新着情報
その他ニュース : 14年春闘=賃上げ額15年ぶり高水準−厚労省
以下、引用です。
厚労省は29日、2014年春闘の主要企業の妥結状況を発表した。定期昇給を含めた平均賃上げ額(平均妥結額、賞与を除く)は前年比1233円増の6711円、賃上げ率は0.39ポイント上昇の2.19%。金額、アップ率とも1999年以来15年ぶりの高水準だった。
安倍政権の経済政策「アベノミクス」による円安や株高を背景に、製造業を中心に業績を回復させた大手企業が相次いだ。厚労省は「企業に賃上げを促す政府の働き掛けもあり、大幅な賃金アップにつながった」と分析。
集計対象は資本金10億円以上かつ従業員1000人以上で労働組合がある企業314社。
(7月29日)
その他ニュース : 人件費削減へ改革 年齢による給与上昇を廃止へ ソニー
経営不振が続くソニーは、来年度をめどに給与制度を変える。年齢に応じて給与が上がる仕組みをなくし、受け持つ仕事の内容を重視する。人件費を抑えつつ、社員のやる気を引き出すねらいだが、労働組合の反発を招く可能性もある。
ソニー本体の約1万4千人が対象で、労組に来月提案し、合意すれば2015年度に変える。抜本的な給与制度の変更は04年以来だ。
これまでも、能力や業務の専門性を基本給に反映させる割合を高めてきたが、一部には年次や経験などを考慮する部分を残していた。
(7月25日 朝日新聞)
労災ニュース : 安全対策を怠った 元社員ら川崎重工を提訴 石綿(アスベスト)被害 神戸地裁
以下、引用です。
22日、アスベスト(石綿)で健康被害を受けたのは川崎重工業(神戸市)が安全対策を怠ったためだとして、元社員の吉田嘉忠さん(72)同市垂水区ら3人が同社に慰謝料など総額約9500万円の損害賠償を求め、神戸地裁に提訴した。
他の原告は、悪性胸膜中皮腫で2012年6月に67歳で死亡した元社員の男性の遺族2人(兵庫県在住)。
訴状などによると、吉田さんは1960年代、石綿粉じんが舞う同社造船工場で船内電気工事など、男性はボイラーの溶接作業などに従事。ともに悪性胸膜中皮腫と診断され、労災認定された。
3人は「川重は石綿粉じんの危険性を予見できたのに、立ち入り禁止措置や安全教育などを怠った」と主張。吉田さんは記者会見で「謝罪もなく、納得いかない。他に裁判を起こしたい被害者もいるはずだ」と語った。
川崎重工業は「訴状を見ていないのでコメントできない」としている。
(7月22日 毎日新聞)
会社を訴えるニュース : マツダ、未払い賃金支払いで元派遣社員15人と和解 広島高裁
以下、引用です。
マツダ防府工場(山口県防府市)で雇い止めされた派遣社員15人が、マツダに対し正社員としての地位確認と未払い分の賃金支払いを求めた訴訟の控訴審は22日、マツダが和解金を支払うことで、広島高裁(川谷道郎裁判長)で和解が成立した。職場復帰は伴わず、15人全員に支払われるが、双方とも詳しい金額は明らかにしていない。
一審山口地裁は昨年3月、マツダが派遣社員を一時的に直接雇用する「生産サポート社員」制度で、派遣期間の上限を超えないよう違法に調整していたと認定。15人のうち、13人を正社員と認め、未払い賃金を支払うよう命じた。これに対し、原告、マツダ側とも控訴していた。
マツダは「和解で早期に終結させるのが適切であると判断した」とコメントした。
(7月22日 時事ドットコム)
法改正・改正案ニュース : 若者雇用支援へ新法 「正社員化を」 厚労省
以下、引用です。
19日、田村憲久厚生労働相は景気回復で人手不足感が広がっている現状を「正規雇用(の拡大)につなげるチャンス」として、若者の雇用を支援するための法案を来年の通常国会に提出する考えを明らかにした。
法案には、若者が安定した職に定着できるよう、在学中や就職活動中の雇用対策を社会全体で推進することなどを盛り込む見通しで、「正社員実現加速プロジェクト」として、企業に対する正社員化の要請にも取り組む姿勢を示した。
厚労省によると、5月の有効求人倍率は1・09倍で、21年11カ月ぶりの高水準だった。
(7月19日 共同通信)