新着情報
労災ニュース : くも膜下出血後失明、解雇 過労原因と認めず 服飾会社男性敗訴 東京地裁
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海外出張直後にくも膜下出血を発症して失明し、解雇された横浜市の山下照之さん(52)が「発症は過労が原因だ」として、勤務していた服飾関連会社側に約1億3千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で東京地裁は13日、請求を棄却した。
海外出張の業務の重さや、深夜早朝のメール対応が勤務時間として認められるかが主な争点だった。松井英隆裁判長は「海外での移動時間は自由に過ごせる上、仕事も国内での業務と大きく違わない。メール対応も会社が指示したものではない」などと述べ、原告側の主張を全面的に退けた。原告側は控訴する方針。
(3月13日 共同通信)
派遣関連ニュース : 派遣労働者の原則3年期間制限撤廃 改正案決定 平成27年9月1日予定
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政府は13日の閣議で、現在は原則3年となっている企業の派遣労働者受け入れ期間の制限をなくす労働者派遣法改正案を決定した。改正案は条文の誤記などで昨年の通常国会と臨時国会で廃案になっており、閣議決定は3度目となる。施行は9月1日の予定。
派遣で働く人の雇用安定措置を盛り込んだとして政府、与党は今国会での成立を目指す。民主党などは不安定な働き方が広がると反発し、廃案に追い込みたい考えだ。
派遣労働者の受け入れ期間は現在、26種類の専門業務は制限がなく、その他の一般業務は最長3年。改正案は専門と一般の業務区分を廃止し、共通ルールを設け、事実上期間制限をなくす。
(3月13日 共同通信)
その他ニュース : 学校に偽の診断書で休職 3年分給与詐取容疑で北海道の元教諭逮捕
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北海道警函館中央署は11日、偽の診断書を勤務先の学校に提出して3年間休職し、この間の給与約720万円をだまし取ったとして、偽造有印私文書行使と詐欺の疑いで、北海道北斗市立久根別小学校元教諭で無職吉田充容疑者(51・函館市柏木町)を逮捕した。容疑を否認しているという。
逮捕容疑は、当時勤務していた同小の校長に「悪性腫瘍で長期療養が必要」との内容の偽の診断書などを提出し、2010年9月〜13年9月の3年間の給与計約720万円をだまし取った疑い。
(3月12日 共同通信)
社会保険ニュース : 平成27年4月より健康保険料率改定 大阪・兵庫・奈良・滋賀・京都等々
セクハラ・パワハラニュース : マタニティーハラスメント経験は2割 職場の理解が必要
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働きながら妊娠した経験がある女性の21%が、嫌がらせなど何らかの「マタニティーハラスメント」(マタハラ)を受けたことがあるとの調査結果を連合がまとめた。担当者は「妊婦や産婦の保護は法律で決められているのに、マタハラを受けている人が多い。周囲の協力を得られない雰囲気では働き続けたいという人でも辞めてしまう。まずは職場の理解が必要だ」と話している。
調査は1月26日〜2月2日、インターネットを通じて実施。20〜49歳の女性千人の回答を集計した。昨年5月の調査ではマタハラ経験者は26%だった。
妊娠や出産で不利益な取り扱いを受けたか複数回答で尋ねたところ「口頭などで嫌がらせを受けた」が10%。「解雇、契約更新をしないなどの対応をされた」が8%、「重要な業務を任せてもらえないなどの対応をされた」も3%あった。不利益な取り扱いを受けなかったが最も多く79%。
妊娠後に仕事を辞めた人は61%。理由(複数回答)は「家事育児に専念するため」が最多の55%で、「仕事と育児の両立の難しさ」が21%、「職場で安心して出産まで過ごせないと考えた」が17%と続いた。
(3月7日 Sankei Biz)