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その他ニュース : 最低賃金引き上げ議論 平成22年7月時点
厚生労働相の諮問機関である中央最低賃金審議会が2日開かれ、2010年度の地域別最低賃金の引き上げ幅の目安の議論を始めた。大都市圏に比べて水準が低い地方の底上げが、どこまでできるかが焦点だ。
政府は労使の代表らが参加する「雇用戦略対話」を経て6月にまとめた成長戦略で、最も低い都道府県の最低賃金(現行で時給629円)を「できる限り早期」に、時給800円以上に引き上げる方針を示した。また全国平均(同713円)を2020年までに1000円にする方針を提示。目標達成には、地方での大幅引き上げが不可欠だ。
長妻昭厚労相は審議会で「多くの道県で最低賃金は600円台にとどまっている。こうした道県の引き上げを、十分議論してほしい」と話した。
(7月3日 SankeiBiz)
その他ニュース : 完全失業率、3カ月連続の悪化 5月 5.2%、求人倍率は改善
その他ニュース : 新社会人「デートより残業優先」過去最多85%
今春入社した新社会人の8割以上が「デートより残業を優先する」と考えていることが、財団法人日本生産性本部(東京)の調査でわかった。
調査は3〜4月、同本部主催の研修を受けた会社の社員2663人を対象に実施。
「デートの約束があった時、残業を命じられたら、あなたはどうしますか」という質問に、
85・3%が「デートをやめて仕事をする」と回答。
「ことわってデートをする」は14・2%にとどまり、
この質問を調査項目に入れた1972年以降、「仕事優先派」は過去最多になった。同本部によると、「デート優先派」が最も多かったのは、バブル期の91年入社組の36・7%。調査担当者は、「厳しい就職戦線をくぐり抜けてきただけに、プライベートよりも仕事を優先する傾向が例年より強いのでは」と分析している。
(6月28日 読売新聞)
その他ニュース : 日本年金機構のサービス改善に長妻厚労相が叱責
社会保険庁から組織を移行した日本年金機構が26日、東京・杉並区でサービス改善のコンテストを行った。しかし、民間企業では当然の内容が多く、長妻厚労相が叱責する結果となった。
コンテストでは、全国の年金事務所の所長が長妻厚労相らを前に説明した。
「お年寄りの相談者が多い窓口を、階段を使わなくてすむように2階から1階に移した」
「言葉遣いを丁寧にした」
「個人情報を記した書類を鍵がかかる場所に保管した」
といった改善例が示された。企業なら当然のことが今ごろになって改善点として挙がったことに対し、長妻厚労相が叱責する場面もあった。
1位には、年金番号を入力するとその人の過去の相談内容が検索できるシステムを作った熊本県の年金事務所が選ばれた。
(6月26日 日テレニュース)
その他ニュース : 雇用調整、76%が実施=「リーマン」前後の2年間−上場企業
厚生労働省所管の独立行政法人、労働政策研究・研修機構は25日、上場企業の雇用・人事戦略に関する調査結果を発表した。調査時点の2009年9月までの2年間に何らかの形で雇用調整を実施した企業は76.7%で、07年の前回調査に比べ30.7ポイントも上昇。08年秋のリーマン・ショック後、雇用調整に踏み切った企業が急増したことを裏付けた。
調査は全上場企業(新興市場などを除く)2453社を対象に実施し、223社が回答した。雇用調整の具体策(複数回答)は「新規採用抑制」が53.2%で最も多く、次いで「契約社員、臨時・パートタイム労働者の契約不更新」の52.0%。以下、「不採算部門の縮小・廃止、事業所閉鎖」が45.6%、「出向・転籍」が45.0%、「一時金のカット」が42.1%、「残業規制」が42.1%となっている。
リーマン・ショックから約1年間の非正規社員数の動向に関しては、製造系業務の派遣が「減った」と答えた企業が68.8%に上り、非正規の中でも減少ぶりが際立った。
(6月25日 時事通信)