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その他ニュース : 「うつ病兆候」会社に知らせず、労働者だけに通知 厚労省案
厚生労働省は7日、企業の健康診断に導入予定の、精神疾患の兆候を調べる仕組みの案を公表しました。
うつ病などの兆候である不眠や食欲減退の有無を健診時に医師が問診し、兆候があれば労働者だけに知らせて医師と面接させる内容。
当初は企業側にも所見を知らせる方針だったが、プライバシー保護の観点から方針を変更した。
関連する労働安全衛生法や労働安全衛生規則などの改正が必要になる可能性があり、長妻厚労相は今後、諮問機関の「労働政策審議会」に案を示して詳細を詰めたうえで、2012年度にも実施する考えだ。
健診の問診では「食欲がない」・「よく眠れない」などをチェック項目とする。
疾患の兆候があり、さらに医師との面接でも疾患の可能性があると判断された際は、労働者の同意を得たうえで、医師が企業に就業制限や休業の必要性に関する意見を示す。
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その他ニュース : 2010年度 最低賃金 大半の地域で10円超上げ 平成22年9月現在
1日までに方針を決めた41都道府県の引き上げ幅は、10〜30円です。
引き上げ幅が大きい都道府県は、
1位「東京都」 「30円up」
2位「神奈川県」 「29円up」
3位「京都府」 「20円up」
新しい賃金 | 引き上げ幅 | |
東京 | 821円 | 30円up |
神奈川 | 818円 | 29円up |
大阪 | 779円 | 17円up |
京都 | 749円 | 20円up |
兵庫 | 734円 | 13円up |
※上記、9月1日までに地方最低賃金審議会が答申を出した主な都道府県抜粋
(9月2日 日経新聞)
その他ニュース : フリーターから正社員採用 事業所1割強 厚労省09年調査より
厚生労働省は2日、「2009年若年者雇用実態調査」の結果を発表した。アルバイト・パートとして働いていたフリーター(アルバイト・パートのうち、年齢が15〜34歳の人)、過去3年間に正社員に採用した事業所は、1割強にとどまった。フリーターは待遇が低く、ワーキングプア(働く貧困層)の温床ともみられており、正社員への登用は狭き門であることが浮き彫りになった。
フリーターを正社員として過去3年に採用したことがあるかの質問
- 「採用した」 11.6%
- フリーターの応募は受け付けているが「採用に至らなかった」 25.3%
- そもそも応募を受け付けていない 11.1%
- 最多は「正社員の採用予定がなかった」 47.6%。
(9月2日 時事通信)
※フリーターを正社員にすると助成金が支給されます。こういったものを利用してみてはいかがでしょうか。
その他ニュース : 男女間の賃金格差解消のためのガイドラインを作成 厚労省
31日厚労省は、「男女間賃金格差解消に向けた労使の取組支援のためのガイドライン」を作成しました。
今回作成したガイドラインは、
- 賃金や雇用管理の在り方を見直すための視点
- 社員の活躍を促すための実態調査票
といった支援ツールを盛り込んでいます。
現実的な対応方策を示すことで、労使による自主的な見直しの取組を支援していく内容です。
詳しい内容はこちら⇒http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000000ned3.htm
その他ニュース : 最低賃金30円上げ初の800円台 東京都 平成22年10月24日適用
東京労働局は都内の2010年度の最低賃金(時給換算)を現行より30円引き上げ、821円とすることを決めた。初めて800円を上回り、10月24日から適用する。現行の最低賃金は791円で、引き上げ額が30円以上になるのは1977年度以来という。
ただ、生活保護の水準よりはなお10円低い状態が続く。
(8月25日 日経新聞)