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その他ニュース : 働く女性の実情:過去最多の2329万人 男女賃金格差は拡大 2010年女性労働白書
厚労省が20日発表した「働く女性の実情」(女性労働白書)によると、2010年の女性の雇用者数は年平均で前年比0.8%増の2329万人となり、過去最多。結婚や出産の後も働く女性が増えたものの、非正規雇用が主流のため、男女間の賃金格差は広がっている。
総務省が毎月発表する労働力調査のデータをもとに算出。
【既婚女性の就業率】
25〜29歳⇒50.4%
30〜34歳⇒52.0%
10年前と比べて、それぞれ10ポイントほど増えた。
【産業別】
医療・福祉⇒483万人(前年比5.2%増)
卸売業・小売業⇒477万人(前年比0.4%増)
【雇用形態別】
非正規雇用(パート・アルバイト)⇒1218万人(前年比1.8%増)
正規雇用⇒1046万人(前年度と同じ)
【賃金】
男性のフルタイム労働者の賃金を100とした場合、女性は69.3で前年より0.5ポイント減少。
(5月20日 ニュース)
その他ニュース : 是正勧告 派遣会社、東日本大震災理由に賃金未払い 全国約1億円
21日、東京都目黒区の人材派遣会社が、東日本大震災の影響で金融機関からの資金繰りが一時的に厳しくなったなどとして3月中旬以降、約千人の派遣労働者に対し総額約1億円の賃金が支払われていないことが分かった。
労働者から相談を受けた品川労働基準監督署が調査、5月に入って全額払うよう会社に是正勧告した。
震災をきっかけに労働条件が悪化した人たちでつくる労働組合「震災ユニオン」(東京)が20日、会社と団体交渉を始めた。この会社は、クレジットカードやケーブルテレビの勧誘、菓子販売などの会社に労働者を派遣。賃金は毎月15日と末日に支払ってきた。
ユニオンなどによると、会社側は震災後、「震災の多大な影響で、金融機関からの資金入手が一時的に困難になっています」「大災害時の一時的な混乱」と書かれたメールを派遣労働者に送付。
(5月21日 ニュース)
その他ニュース : 求職者支援法が成立 2011年10月施工
長期失業者に生活費を給付しながら職業訓練を受講してもらう緊急人材育成支援事業(9月末までの時限措置)を「求職者支援制度」として恒久化する法律が13日の参院本会議で、成立した。
・給付金は一律、『月10万円』
・給付期間は、『最長2年』
2011年10月から施行する。
また、1日当たりの失業手当の額と、失業者が早期に再就職した際に支給する再就職手当の給付率を引き上げる改正雇用保険法も、成立した。
(5月13日 ニュース)
その他ニュース : 障害者雇用促進法違反 未達成企業6社公表 厚労省
厚労省は13日、障害者雇用促進法に基づく雇用義務を果たさず、勧告・指導を行っても改善を図らなかったとして、6社の社名を公表。
同法が企業に義務付ける障害者雇用率は1.8%以上だが、
・プレハブ製造販売のナガワ(さいたま市)⇒10年12月末で1.00%
・労働者派遣業のキャリアビジネス(東京)⇒10年12月末で0.69%
など両社は2009年にも同様の理由で社名を公表されている。
他の4社は、
・キャメル珈琲(東京、今年1月1日時点の雇用率0.13%)
・ソリトンシステムズ(東京、0.23%)
・KATEKYOグループ(長野市、0.62%)
・アイスター(大阪市、0%)
(5月13日 ニュース)
その他ニュース : 東日本大震災 企業間でボランティア休暇制度導入の動き広がる
東日本大震災の被災地でのボランティアを希望する社員が増えているとして、企業の間でボランティア休暇制度を導入したり、休暇日数を増やしたりする動きが広がっている。
● 下着大手のワコールは、今年8月末までに限り、通常の有給休暇とは別に最大で20日間の特別の有給休暇制度を導入
● 証券大手のSMBC日興証券は、来年3月末までの限定で、3日間のボランティア休暇を導入
● 商社大手の三井物産は、これまで5日間だったボランティア休暇を10日に拡充することを決定
日本経団連によると、ボランティアに参加するための有給休暇制度を導入している企業は、去年の段階で160社余りに上っており、新たに制度を導入したり拡充したりする企業が大幅に増えると予想。
(5月7日 ニュース)