新着情報
その他ニュース : 9都道府県(新たに埼玉・京都・大阪・兵庫)に生活保護費が最低賃金上回る「逆転現象」
以下、引用です。
厚労省は13日、最低賃金で働くよりも生活保護での収入が多い「逆転現象」が、9都道府県に拡大したとの調査結果を公表。時給換算のかい離額は1〜31円。2010年度の最低賃金引き上げ後は5都道県に減少したが、生活保護費が上昇傾向にあるため、埼玉、京都、大阪、兵庫の4府県が加わった。
厚労省は、学者と労使代表が参加する中央最低賃金審議会(厚労相の諮問機関)に調査結果を提示。
都道府県名 | かい離額 |
北海道 | 31円 |
神奈川 | 23円 |
東京 | 16円 |
埼玉 | 9円 |
宮城 | 8円 |
大阪 | 7円 |
広島 | 6円 |
兵庫 | 3円 |
京都 | 1円 |
(7月13日 ニュース)
その他ニュース : 女性育休取得率2年連続低下 男性の取得率も 厚労省「景気影響か?」
以下、引用です。
厚労省は15日、2010年度の雇用均等基本調査によると、女性が育児休業を取得した割合は83.7%で前年度を1.9ポイント下回り、2年連続で低下した。男性の取得率も前年度比0.34ポイント減の1.38%と発表
調査は昨年末、全国5794事業所に調査票を郵送し、09年4月から10年3月までの1年間に本人か配偶者が出産した人が、同年10月1日までに育児休業をとったかどうかを聞いた。回答率は68.2%。
女性のなかでも、パートや派遣社員など有期契約で働く人の取得率は71.7%で、同じ質問をした08年度調査より14.9ポイント低下した。厚労省の担当者は「景気低迷の影響で、産休後に育休をとらず、すぐに仕事に戻った人が多かったのでは」と分析。
(7月15日 ニュース)
その他ニュース : 1970年代後半生まれ 非正社員の割合高い 2011年労働経済白書
以下、引用です。
バブル崩壊後に就職活動した世代のうち、1970年代後半生まれの「ポスト団塊ジュニア世代」が非正社員のままでいる割合が高いことが、2011年版の労働経済白書(厚労省が8日発表)で明らかになった。前後の世代より正社員への転換が緩やかで、安定した仕事を得づらくなっている姿が浮かび上がる。
世代ごとに、働き始めてから年をとるにつれて、非正社員の比率がどう推移しているかを男性で調べた。「ポスト」世代は、社会に出る時期が90年代後半の就職氷河期と重なり、20〜24歳時の非正社員比率は16.9%と高かった。その後も不況や企業の新卒志向の根強さで、30〜34歳(09年時点)になっても13.3%とあまり下がっていない。
70年代前半生まれの「団塊ジュニア世代」は入社時の90年代前半の雇用環境は厳しかったが、非正社員比率は20〜24歳時点で9.3%。35〜39歳(09年)には7.5%に改善した。80年代前半生まれは、20〜24歳時点の非正社員比率は26.6%と高かったが、25〜29歳(09年)には半減し、大幅に改善している。
厚労省の担当者は「『ポスト』世代が20代を過ごした00年代前半は、非正規雇用が拡大した時期と重なる。このままでは雇用格差の固定化につながりかねない」と指摘している。
(7月8日 ニュース)
その他ニュース : 雇用保険の基本手当日額を5年ぶりに引き上げ 平成23年8月1日より
8月1日〜雇用保険の「基本手当日額」を引き上げ。(平成18以来5年ぶりに上昇)
【厚労省HPより】
今回の引上げは、基本手当の算定基礎となる「賃金日額」の下限額の引上げなどを内容とする「改正雇用保険法」が8月1日に施行されること、また平成22年度の平均給与額(「毎月勤労統計調査」による毎月きまって支給する給与の平均額)が、平成21年度と比べて約0.3%%上昇したことに伴うもの。
【具体的な変更内容】
(1)基本手当日額の最低額の引上げ⇒ 1,600円 → 1,864円 (+264円)
(2)基本手当日額の最高額の引上げ
基本手当日額の最高額は、年齢ごとに以下のようになります。
・60歳以上65歳未満⇒ 6,543円 → 6,777円 (+234円)
・45歳以上60歳未満⇒ 7,505円 → 7,890円 (+385円)
・30歳以上45歳未満⇒ 6,825円 → 7,170円 (+345円)
・30歳未満 ⇒ 6145円 → 6,455円 (+310円)
※基本手当とは・・・
労働者が離職した場合に、失業中の生活を心配せずに再就職活動できるよう支給するものです。「基本手当日額」は、離職前の賃金を基に算出した1日当たりの支給額をいい、給付日数は離職理由や年齢などに応じて決められています。
(6月30日 厚労省HPより)
その他ニュース : 仕事上の「心の病」うつ病等で労災 過去最多308人 請求者は1181人 厚労省発表
厚労省は14日、仕事上のストレスでうつ病などの精神疾患を発症し、労災認定された人は2010年度は過去最多の308人になったと発表。このうち自殺・自殺未遂が65人だった。労災を申請したのは前年度比45人増の1181人で、2年連続で最多だった。
精神疾患での労災認定は06〜08年度に205〜269人で、3年連続で過去最多となっていた。09年度は234人に減ったが、再び増加に転じた。
(6月14日 ニュース)