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その他ニュース : 若者の3年以内離職率 学習塾・飲食業で半数、医療・福祉も4割 厚労省調査
以下、引用です。
厚労省は31日、若者が入社してから3年以内に辞める離職率を、業種別や規模別に初めて公表した。2009年3月に大学を卒業して就職した43万人のうち、28.8%にあたる12万人が3年以内に辞めていた。
業種別では、学習塾など教育・学習支援や宿泊・飲食サービスで、半数近くが辞めていた。政府が雇用の受け皿として力を入れている医療・福祉も離職率が4割に迫った。いずれも、長時間労働や賃金が低いといった理由があるとみられる。一方、電気・ガス・水道や製造では離職率が平均を大きく下回った。
(10月31日 朝日新聞)
その他ニュース : PRADAジャパン元部長敗訴 懲戒解雇は有効 東京地裁
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服飾ブランド「プラダ」の日本法人プラダジャパン(東京)の元部長ボブリース里奈さん(38)が、同社から不当に解雇されたなどとして、部長としての地位確認や損害賠償などを求めた訴訟の判決で、東京地裁の森岡礼子裁判官は26日、請求を棄却。
判決は、ボブリースさんが報道機関に「社長が(ボブリースさんの)醜さを恥じていると人事部長から言われた」などと情報提供し、その内容が報道されたと指摘。この点が、懲戒解雇理由の「会社の信用、体面を傷つける行為」に当たるとした。
さらに、醜いと言われたことは認められないとし、「提供した情報の根幹部分について真実と言える理由がなく、解雇権の乱用には当たらない」とした。
(10月26日 共同通信)
その他ニュース : 保険制度の谷間 健康保険で救済へ 仕事中けがの高齢者
以下、引用です。
厚労省は19日、仕事中にけがをしたシルバー人材センターの高齢者らが労災保険の対象にならない場合、健康保険を適用して救済する方針を固めた。健康保険も労災保険も適用されず「制度の谷間」に落ちてしまう人が治療費の全額自己負担を強いられるケースが相次いだため、対策を協議していた。
厚労省は社会保障審議会医療保険部会での議論を経て、来年の通常国会に健康保険法改正案を提出したい考えだ。
センターを通じて請負の形で仕事をする高齢者や、インターンシップ(就業体験)中の学生らは、センターや企業との間に雇用関係がないため、仕事中にけがをしても労災保険を受けられない。
(10月19日 共同通信)
その他ニュース : 希望者全員雇用65歳まで 過去最高48.8% 中小企業で活用進む 平成24年
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厚労省は18日、2012年の高年齢者雇用状況の集計結果を発表した。希望者全員が65歳以上まで働ける企業の割合は前年比0.9ポイント上昇の48.8%で、06年の統計開始以来、過去最高となった。同省は「人手不足感の強い中小企業を中心に高年齢者の活用が進んだため」とみている。
集計は6月1日時点の状況に関し、従業員31人以上の企業約14万社を対象に実施した。
厚労省は公的年金の支給開始年齢の引き上げに合わせ、65歳までの雇用を確保するため、
企業に
(1)定年の廃止
(2)定年の引き上げ
(3)継続雇用制度の導入
−のいずれかを義務付けている。
しかし、継続雇用制度では、労使協定で定めた基準で雇用者を選別することを認めている。このため、従業員301人以上の大企業に限ると、希望者全員が65歳以上まで働ける企業の割合は0.5ポイント上昇の24.3%にとどまった。
今年成立した改正高年齢者雇用安定法は希望者全員の65歳までの雇用を義務付けており、今後は大企業の早急な対応が求められそうだ。
(10月18日 時事ドットコム)
その他ニュース : 未払い・不払い残業代146億円 厚労省まとめ 平成23年度
以下、引用です。
労働基準監督署の是正指導を受け、平成23年度に100万円以上の不払い残業代を支払った企業は前年度より74社少ない1312社で、支払った残業代の総額は約146億円(前年度比約22億8000万円増)に上ったことが16日、厚生労働省のまとめで分かった。
サービス残業は3年ぶりに増加した前年度に続いて増加傾向だが、企業数が減ったことについて、厚労省は「グループ会社の多い大企業を積極的に指導したため」としている。1社での最高支払額は約26億8800万円(建設業)だった。
厚労省によると、23年度に不払い残業代の支払いを受けた労働者は約11万7000人。1人当たりの受け取り平均額は12万円で、1社当たりで支払った平均額は約1100万円。
業種別では
・商業が342社(支払額計約32億9000万円)
・製造業が321社(同約22億8000万円)
・病院などの保健衛生業が107社(同約11億円)
だった。
(10月16日 SankeiBiz)