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その他ニュース : 在日韓国人男性「勤務先で韓国名強要」精神的苦痛を受けた 社長を提訴
以下、引用です。
勤務先の社長に同僚の前で在日韓国人だと公表され、通名でなく本名を名乗るよう強要されたため精神的苦痛を受けたとして、静岡県の40代男性が社長に対し、慰謝料300万円を求めて静岡地裁に提訴していたことが29日、分かった。
訴状によると、男性は韓国籍で、長年通名を使用している。社長は昨年11月、会社で男性に対し「朝鮮名で名乗ったらどうだ」などと発言。男性は「今のままでいいです」と拒否したが、社長はその後も繰り返し本名を名乗るよう求めた。
今年4月には男性が韓国籍だと知らない同僚もいる前で「この人は在日韓国人だ」と発言、男性の人格権や尊厳を傷つけたとしている。
(7月29日 共同通信)
その他ニュース : 育児休業の取得促進へ 給付金増額目指す 厚労省
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厚労省は11日、育児休業を取得した人に休業前の賃金の原則50%を支給する育児休業給付を増額する方向で検討に入った。年内に労働政策審議会(厚労相の諮問機関)の雇用保険部会で給付率の引き上げ幅などを議論した上で、来年の通常国会に雇用保険法改正案の提出を目指す。
育児休業をあまり取らない男性に積極的な取得を促すとともに、出産に伴う女性の離職に歯止めをかけるのが狙い。子育て家庭への支援を充実させ、少子化対策にもつなげたい考えだ。
育児休業給付は、原則として1歳未満の子供を養育するために育休を取得した際、一定の要件を満たせば、雇用保険から、休業前の賃金の50%を支給する。
給付率引き上げは、田村憲久厚労相が関係部局に指示。経済的理由で育休を取得しない人がいるためで、省内では60%への引き上げなど複数の案が浮上している。仮に60%に引き上げた場合、2012年度に2567億円だった給付費が500億円増える計算だ。
(7月12日 SankeiBiz)
その他ニュース : 育児休業取得率 男女ともに減少 平成24年度
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厚労省が4日発表した2012年度雇用均等基本調査によると、育児休業取得率は男女ともに減少し、男性は1.89%で前年度を0.74ポイント下回った。女性は83.6%で同4.2ポイント低下した。同省は、11年3月の東日本大震災による経済、雇用状況の悪化で、小規模事業所や有期契約の非正規雇用で働く人を中心に、育休を取らずに働き続ける人が増えたためと分析している。
調査は全国の正社員5人以上の事業所5862社(回答率71%)を対象に実施。
安倍政権は成長戦略で「女性の活躍」を掲げており、その実現には1ケタ台で低迷する男性の育休取得率をアップさせ、夫婦での子育て推進が欠かせないとされる。しかし11年度に初めて2%台にのせた取得率は、1%台に逆戻りした。
女性の育休取得率は、08年秋のリーマン・ショックによる景気後退で、取得率が下がった10年度調査の83.7%並みに低下した。
女性の育休取得率を規模別でみると、
・社員30人以上の事業所では90%
・29人以下では73.4%デ、前年度より9.9ポイント低下した。雇用形態別では有期の非正規労働者では前年度比9.3ポイント減の71.4%だった。
成長戦略では「育休3年」の取得も呼びかけているが、
女性の育休期間は、10カ月〜12カ月未満が最も多く33.8%、3年以上取った女性の割合は0.7%だった。男性の育休期間は5日未満が最も多く41.3%。7割以上の男性が1カ月未満だった。
(7月4日 毎日jp)
その他ニュース : 外国人技能実習生への労働基準法関連違反 事業所約8割 労基署臨検による
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厚労省は3日、外国人技能実習生が働く事業所の約8割で賃金不払いなど労働基準法関連法に違反していたとする2012年度の労働基準監督署の調査結果をまとめた。違法状態が疑われる事業所を対象にした「臨検」(立ち入り調査)と呼ばれる調査で、外国人実習生の現状の一端が浮かび上がった。
監督署は、実習生を受け入れている約2万事業所のうち、2776事業所に臨検。2196事業所(79%)で違法な事態があり、指導した。
違反内容(重複あり)は、
・安全教育をしないなど安全衛生関係 1362件
・違法な残業など労働時間関連 894件
・残業代不払い 499件
・賃金不払い 335件
だった。
また、実習生から労基署に法違反の申告があったのは126件(前年度比75件減)で、賃金不払い(118件)、最低賃金違反(31件)など。
労基法違反で送検された悪質なケースは15件。縫製の事業所では、月100時間以上残業させながら、残業代は1時間400円程度しか支払わず、労基署の臨検に虚偽のタイムカードなどを提出していた。別の縫製事業所では、3〜5カ月間、21人の実習生に計2190万円の賃金を支払っていなかった。
(7月3日 毎日新聞)
その他ニュース : 勤務中の喫煙厳罰化(停職)1年で50人 大阪市
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大阪市で、市職員の勤務時間中の喫煙に対する厳罰化が進んでいる。橋下徹市長の号令のもと、「隠れたばこ」を取り締まる査察チームも結成。喫煙による停職処分は1年で50人にのぼり、依願退職に追い込まれた職員もいる。「まるでたばこ狩りだ」。愛煙家の職員たちから悲鳴が上がる。
大阪市役所のすぐ南側を流れる土佐堀川沿いの遊歩道。昼休みになると、多いときで20〜30人の市職員が集まり、紫煙をくゆらす。
市役所周辺は「路上喫煙禁止地区」だ。市役所内にも喫煙スペースはない。ぎりぎり禁止地区外にあたる遊歩道が愛煙家職員のオアシスになっている。
市が勤務時間中の喫煙を内規で禁じたのは昨年5月。4月に市営地下鉄の駅長室で助役が喫煙して火災報知機が作動し、電車が遅れたことがきっかけだった。激怒した橋下市長は「服務規律を厳格化する市長のメッセージを無視した。厳罰でいく」と表明。交通局は助役を停職3カ月とし、それから「勤務時間中の喫煙は停職」が定着した。「昔はトイレ休憩のついでに吸っていたのに」とぼやく50代の職員は、昼休みに吸えるだけ吸う。
人事室によると、例えば40代の職員が停職1カ月の懲戒処分を受けると、140万円以上の生涯賃金が減る。村上龍一副市長は「たばこ1本100万円」と禁煙徹底を呼びかける。
(7月2日 朝日デジタる)