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労災ニュース : 戸田建設 過労死の建築士は実質的に労働者 賠償命令

投稿日時: 2016-09-21 20:49:44 (2913 ヒット)

以下、引用です。

  準大手ゼネコン戸田建設(本社・東京)の施工図作製を任されていた栃木県内の1級建築士男性(当時47歳)が過労死したのは同社の安全配慮義務違反があったなどとして、遺族が同社に計約7910万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が15日、宇都宮地裁であった。

 

 吉田尚弘裁判長は原告側の主張を認め、同社に約5140万円の支払いを命じた。

 判決によると、男性は1987年頃に同社の関東支店(さいたま市)と業務委託の準委任契約を結び、支店の業務に従事していた。2004年2月、高根沢町の現場事務所で倒れ、脳幹出血で死亡した。

 訴訟では、男性が同社の労働者だったかが争点となり、判決では、男性に従属義務はなかったが、建設現場への常駐を求められたり、作業着や名刺を支給されて「出向者」として管理されていたりしたことなどから、「実質的に使用される労働者だった」と認定した。

 また、同社は勤務時間や業務量を確認せず、死亡直前の半年間のうち4か月は、月80時間超の時間外労働があり、「心身の健康に配慮していない」とも指摘した。

 遺族は、05年に宇都宮労働基準監督署に労災請求したが、「労働者ではない」と不支給処分になった。06年に労働保険審査会に再審査請求し、不支給処分が取り消され、さいたま労基署が09年に労災認定した。

(9月17日 読売ONLINE)


セクハラ・パワハラニュース : パワハラで自殺 遺族が家電量販店と元店長を提訴 大津

投稿日時: 2016-09-20 11:40:42 (1336 ヒット)

以下、引用です。

  大津市の電量販店「ケーズデンキ西大津店」で働いていたパート従業員の女性当時(49)が 自殺したのはパワハラが原因だとして遺族が14日までに、運営会社「関西ケーズデンキ」(大阪市)と当時の男性店長に計約7000万円の損害賠償を求める 訴訟を大津地裁に起こした。

 訴状などによると、元店長は昨年夏ごろから、他の従業員の前で女性に向かって大声で怒鳴ったり、女性が望んでいた日曜のシフトを勝手に外したりするようになり、女性はいじめと捉えた。

 女性は9月23日、10月から毎日近くの競合店に通い、全商品の価格を調べるよう指示された。苦痛だとして何度も拒否したが、元店長は聞き入れなかっ た。女性は9月29日朝、同僚に無料通信アプリLINE(ライン)で「疲れました。いろいろありがとう」とメッセージを送り、自宅で首をつって死亡した。

 女性の夫は12月にショックで仕事を辞めたといい「当時は涙が突然出ることが多かった。今でも憎しみでいっぱいだ」と怒りをあらわにした。

 関西ケーズデンキの代理人弁護士は「訴状を見ていないのでコメントできない」と話している。

(9月15日 毎日新聞)


法改正・改正案ニュース : 育児休業2年に延長を検討 子育て世帯を支援 厚労省

投稿日時: 2016-09-15 20:34:02 (1135 ヒット)

以下、引用です。

  厚生労働省はこれまで最長1年半だった育児休業の期間を延長する。保育所に入れない場合などに、子どもが2歳になる時まで休める案を軸に検討する。保育所に入れない待機児童の数が減らないなか、育児休業期間の延長により子育て世帯を支援する。

 14日に始まる雇用均等分科会で議論し、年内に結論をまとめる。来年の通常国会に育児・介護休業法の改正案を提出する見通し。

(9月13日 日本経済新聞)


社会保険ニュース : 健保組合の平均保険料率 初の9%超 15年度

投稿日時: 2016-09-13 18:44:17 (1047 ヒット)

以下、引用です。

  健康保険組合連合会(健保連)は9日、加盟する1405健保組合の2015年度の決算見込みを公表した。

   平均保険料率が引き上げられ9・035%(前年度比0・153ポイント増)と初めて9%を超えた結果、収入は7兆7854億円(同2・41%増)となり、1278億円の黒字だった。

 原則、企業と折半する被保険者1人あたりの年間保険料は48万4342円で、8839円増となった。

 健保組合には、大企業のサラリーマンらの被保険者とその家族計約2900万人が加入している。

(9月11日 読売新聞)


セクハラ・パワハラニュース : 兵庫県立大学教授 単位を消しにいくぞと罵声を浴びせ停職1カ月

投稿日時: 2016-09-12 19:05:28 (1026 ヒット)

以下、引用です。

  兵庫県立大は9日、大学院工学研究科に所属する20代の男子学生に対し、2年3カ月にわたって休日の土曜日に研究室に来るよう強要したり、罵声(ばせい) を浴びせたりするアカデミックハラスメントをしたとして、同科の50代の男性教授を停職1カ月の懲戒処分とした。男子学生は約1カ月間、大学に行けなく なったという。

同大によると、男性教授は、男子学生が大学院に入学した平成25年4月以降、土曜日は休日なのに「休みではない」と研究室に来るよう強要した。

また、男子学生が質問に答えられないと「今から単位を消しに行く(取り消す)ぞ」とほかの学生らの前でののしり、論文指導でも厳しくしかったという。

男子学生からの相談を受け、大学側が男性教授本人やほかの学生から聞き取りなどをし、アカハラが認められたという。男性教授は「指導の熱心さのあまり叱責(しっせき)してしまった」と話したという。

(9月10日 産経新聞)


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