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社会保険ニュース : 高額医療 外来負担上限2倍に 70歳以上の一般所得者
以下、引用です。
厚生労働省が検討する、高齢者関連の医療保険制度の見直し案の全容が28日、分かった。医療費の自己負担に上限を設ける「高額療養費制度」では、70歳以上で住民税が課税される年収約370万円未満の「一般所得者」の負担上限を引き上げるなど、負担を重くする。75歳以上の後期高齢者医療制度では、扶養家族だった人ら約330万人を対象に、保険料の特例軽減を廃止し、段階的に引き上げる。政府・与党内で最終調整を進め、一部を除き来年度から実施する見込み。
ニュースサイトで読む: http://mainichi.jp/articles/20161129/k00/00m/040/109000c#csidx92877ebf9f5fa5d8fc83b86a324ee7a
Copyright 毎日新聞
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高額療養費制度は、患者が医療機関で支払った窓口負担の合計月額に上限を設け、超過分は公的医療保険から払い戻される仕組み。見直し案では70歳以上の「一般所得者」の入院負担上限を4万4400円から5万7600円に引き上げる。70歳以上が対象の外来受診のみの上限特例も、年収約370万円以上の「現役並み所得者」の上限を4万4400円から5万7600円に、「一般所得者」も1万2000円から約2倍の2万4600円に引き上げる。350億円の財源が捻出できる見込み。
(11月29日 毎日新聞)
会社を訴えるニュース : 過労死認定、4800万円賠償 器具レンタル会社 時間外月84時間 大阪地裁判決
以下、引用です。
商品陳列用の器具レンタル会社「山元」(本社・東京都)のアルバイト従業員の男性(当時38歳)が死亡したのは過労が原因だとして、兵庫県猪名川町の妻らが同社に総額約8200万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が25日、大阪地裁であった。長谷部幸弥裁判長は過労死と認定し、同社に約4800万円の支払いを命じた。
判決によると、男性は1997年5月ごろから山元の大阪営業所(大阪府高槻市)で勤務を始めた。取引先の百貨店「大丸」などに出向き、商品陳列器具の搬入や設置作業を担当した。2012年4月、京都市内の自宅(当時)に帰宅した後に体調が急変し、致死性不整脈で突然死した。
判決は死亡まで半年間の勤務状況について、月平均の休日は約2・8日で、死亡前1カ月間の時間外労働は「過労死ライン」とされる月80時間を超える約84時間と認定。深夜までの作業もたびたびで「長時間かつ極めて不規則な労働で死亡に至った」と判断した。
(11月26日 毎日新聞)
会社を訴えるニュース : ユナイテッド航空 日本人乗務員12人 不当解雇と訴え提訴 東京地裁
以下、引用です。
成田空港の拠点閉鎖を理由にコンチネンタル・ミクロネシア航空から解雇された日本人の客室乗務員12人が25日、同社の親会社と合併した米国ユナイテッド航空(UA)を相手取り、雇用継続を求める訴訟を東京地裁に起こした。「日本人乗務員に対する差別的な不当解雇だ」と主張している。
訴状によると、12人はコンチネンタル社で20年以上、勤務していた。同社は運航便減少などを理由に成田の拠点を閉鎖し、5月に12人を解雇した。
UA社の拠点は成田に残されており、12人は「米国人社員はUA社の社員となった。日本人を排除する解雇だ」と主張。コンチネンタル社にも解雇無効訴訟を起こしており、今後、併合審理を求める。
UA社は「訴状を見ておらず、コメントは差し控えたい」としている。
(11月25日 毎日新聞)
社会保険ニュース : 介護休業を知らない40代が8割 低い取得率を裏付ける結果に 民間ネット調査
以下、引用です。
介護休業制度を「知らない」「聞いたことはあるが、内容は分からない」とした40代以上の男女が、計82・5%に上ることが民間によるインターネット意識調査で分かった。2012年に3・2%と低い水準にとどまっていた介護休業の取得率引き上げには、まず制度の周知が求められそうだ。
育児・介護休業法では、家族が介護を必要とした場合に、介護休業を93日まで取得でき、来年1月からは最大3回に分けて取れる。休業中の従業員は賃金の67%の給付金を受け取れる。アンケートは介護施設を展開するオリックス・リビング(東京)が10月に実施。40代以上の1238人が回答した。
制度を知っている人に、介護休業を取る場合の障害を複数回答で聞いたところ「収入が減るかもしれないという不安」が53・7%と最多。「復帰しづらい」46・3%、「利用している人がいない」36・1%と続いた。
また、安倍政権が掲げる「介護離職ゼロ」を正しく理解している人は44・9%にとどまった。本来は介護を理由にした離職をなくす目標だが「介護職員の離職を防ぎ、業界の人手不足を解消する」と誤認している人が24・0%に上り、「分からない」も31・1%いた。
(11月21日 毎日新聞)
制度を知っている人に、介護休業を取る場合の障害を複数回答で聞いたところ「収入が減るかもしれないという不安」が53・7%と最多。「復帰しづらい」46・3%、「利用している人がいない」36・1%と続いた。
また、安倍政権が掲げる「介護離職ゼロ」を正しく理解している人は44・9%にとどまった。本来は介護を理由にした離職をなくす目標だが「介護職員の離職を防ぎ、業界の人手不足を解消する」と誤認している人が24・0%に上り、「分からない」も31・1%いた。
ニュースサイトで読む: http://mainichi.jp/articles/20161121/dde/041/040/048000c#csidx06bee60ea300350b54aa17083e2d1c7
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ニュースサイトで読む: http://mainichi.jp/articles/20161121/dde/041/040/048000c#csidxa8227af9d7c51579055f6904a67fba3
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社会保険ニュース : 育児休業の期間 最長で2年 厚労省
以下、引用です。
厚生労働省は21日、労働政策審議会の分科会を開き、働く親が取得できる育児休業の期間を最長で2年とする素案を示した。
分科会がまとめた意見を踏まえて、来年の通常国会に育児・介護休業法改正案の提出を目指す。
育休の延長は、育児を理由とした離職の防止と、都市部を中心に保育所に入れない待機児童の解消などが狙いだ。育休は出産後、1歳までの間で、保育所が見つからない場合、特例として半年間延長できる。待機児童は1、2歳児が7割以上を占めており、厚労省は最初の1年間はそのままにして、特例部分を半年から1年に延ばすことで、親の事情に合わせて育休を取れる環境整備を進める。
(11月21日 読売新聞)