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労災ニュース : 石綿の労災認定1000人超=4年連続で−厚労省
アスベスト(石綿)による肺がんや中皮腫(しゅ)などで2009年度に労災認定を受けた人は1073人だったことが29日、厚生労働省の集計で分かった。前年度比3.8%減となったが、4年連続で1000人を超えた。
石綿被害による労災申請者は同11.3%減の1176人。
認定者のうち
- 中皮腫は536人
- 肺がんは483人
都道府県別
- 東京都142人
- 大阪府104人
- 兵庫県101人
また、石綿救済法に基づく特別遺族給付金を請求した遺族は同64.8%減で90人、支給決定は17.4%減の100人だった。
(6月29日 時事ドットコム)
社会保険ニュース : 新年金制度、一元化し最低額保障 政府が7原則
政府の「新年金制度に関する検討会」(議長・菅直人首相)は29日、2014年度以降の導入を目指す新制度に関する基本原則7項目を決めた。
検討会は新たな年金制度を検討する必要性について、労働力人口の減少などを挙げて「現行制度を存続させることは困難」とした。
新たな年金制度の基本7原則
- 年金一元化(全国民が同じ1つの年金制度に加入)
- 最低保障(最低限の年金額を保障)
- 負担と給付の明確化(負担と給付の関係が明確な仕組みに)
- 持続可能(将来にわたって誰もが負担でき、安定的な財源を確保する)
- 「消えない年金」(年金記録の確実な管理と加入者本人がチェックできる体制に)
- 未納・未加入ゼロ(年金保険料の確実な徴収で無年金者をなくす)
- 国民的議論(国民的な議論の下で制度設計)
(6月29日 日本経済新聞)
その他ニュース : 完全失業率、3カ月連続の悪化 5月 5.2%、求人倍率は改善
その他ニュース : 新社会人「デートより残業優先」過去最多85%
今春入社した新社会人の8割以上が「デートより残業を優先する」と考えていることが、財団法人日本生産性本部(東京)の調査でわかった。
調査は3〜4月、同本部主催の研修を受けた会社の社員2663人を対象に実施。
「デートの約束があった時、残業を命じられたら、あなたはどうしますか」という質問に、
85・3%が「デートをやめて仕事をする」と回答。
「ことわってデートをする」は14・2%にとどまり、
この質問を調査項目に入れた1972年以降、「仕事優先派」は過去最多になった。同本部によると、「デート優先派」が最も多かったのは、バブル期の91年入社組の36・7%。調査担当者は、「厳しい就職戦線をくぐり抜けてきただけに、プライベートよりも仕事を優先する傾向が例年より強いのでは」と分析している。
(6月28日 読売新聞)
その他ニュース : 日本年金機構のサービス改善に長妻厚労相が叱責
社会保険庁から組織を移行した日本年金機構が26日、東京・杉並区でサービス改善のコンテストを行った。しかし、民間企業では当然の内容が多く、長妻厚労相が叱責する結果となった。
コンテストでは、全国の年金事務所の所長が長妻厚労相らを前に説明した。
「お年寄りの相談者が多い窓口を、階段を使わなくてすむように2階から1階に移した」
「言葉遣いを丁寧にした」
「個人情報を記した書類を鍵がかかる場所に保管した」
といった改善例が示された。企業なら当然のことが今ごろになって改善点として挙がったことに対し、長妻厚労相が叱責する場面もあった。
1位には、年金番号を入力するとその人の過去の相談内容が検索できるシステムを作った熊本県の年金事務所が選ばれた。
(6月26日 日テレニュース)