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派遣関連ニュース : 【続報】約22年派遣女性、直接雇用せず 是正指導後の回答 三菱子会社
家電大手「三菱電機」の子会社「三菱電機ロジスティクス」が、22年にわたり違法派遣の状態で女性を働かせ、大阪労働局から直接雇用するよう是正指導された問題で、ロジ社が先月下旬、直接雇用しない方針を労働局に伝えていたことが5日、分かった。
指導を無視しても罰則はなく、規制に実効性がない実態が浮き彫りになった。
女性は40代で、22年も違法派遣で働いたが、昨年9月に11月末での解雇を通告されて問題が表面化した。労働局は昨年11月下旬、ロジ社に対し、女性を派遣ではなく直接雇用するよう指導し、1カ月以内に改善策を提出するよう求めたが、ロジ社は「直接雇用はできない」と回答した。
(1月6日 毎日新聞)
【コメント】
上記では、労働局が是正指導をしたとしても結局は、その意味を持たなかったということですね。
それではそんな指導が最初からいらなかったのでは? となりますよね。 ただ、会社は公共的にはイメージダウンとなっているのは確かです。周りの従業員にも影響を及ぼします。 双方にとって、デメリットばかり。穏便に解決できることを望みます。
個人の方も働き続けたかったでしょうし、
しかし、会社としても直接雇用できない理由もあったでしょうし、難しい問題です。
労働法ニュース : 振替休日取得できなかった不取得分の時間外手当支払い 過去2年分 福岡県田川市
福岡県田川市は、職員が休日出勤した際に不支給だった時間外手当の措置を是正し、過去2年分にさかのぼって支給する意向を明らかにした。詳細は精査中だが、2008年9月から2年間の支給対象は延べ千件前後で支給総額は数百万円になるとみられる。市は年明けにも支給方針や今後の対策などを公表する。
同市によると、休日出勤した職員は原則1週間以内に振り替え休日を取るよう指導しており、この場合は時間外手当は発生しない。
しかし1週間を越えて「代休」の形で休んだ場合、労働基準法や市条例などに基づいて時給の25%、代休がとれなかった場合は同125%を支給することが定められているが、これまで支給されていなかった。
(12月30日 asahi.com)
【あかり事務所の考え・対策】
上記では、残業代対策として、設けていた「振替休日」が仇となった形ですね。
「振替休日」と「代休」の意味は違います。
普段何気なく使っている言葉ですが、意味合いが全然変わってくるので注意して下さい。
当事務所では、会社を守る為の残業対策をご提案しています。
・定額残業制の導入 等々
まずは、お問い合わせ下さい。
助成金ニュース : 雇用調整助成金 対象人数 11カ月連続減−11月申請分
厚労省は28日、余剰人員を抱えた企業に雇用維持のため支給する雇用調整助成金について、11月の申請状況を発表した。助成金の対象従業員は前月比5.2%減の100万1630人で、11カ月連続で減少した。申請事業所は5.8%減の6万633カ所。
都道府県別の対象従業員数は、
1位 愛知11万707人 2位 東京10万7609人 3位 大阪9万2117人 4位 静岡5万4935人
(12月28日 時事通信)
【あかり事務所からお知らせ】
11カ月連続減少とはなっていますが、まだまだ景気は厳しいです。
雇用調整助成金は、一時的に従業員を休業させ、その際に雇用の維持を図る為に補助する助成金です。
会社のやむを得ない事由(経営の悪化)であれば、
休業中に平均賃金の100分の60を保障しなければいけません。
つまり、この100分の60を補助するという助成金です。
・売上が下がった
等々があれば、一度ご相談下さい。助成金を活用して、危機を乗り越えましょう。
また、ご相談頂くことで、何かしら受給できる助成金があるかもしれません。
当事務所では、低価格なアウトソーシング、助成金申請代行を承っています。
助成金申請は専門家に依頼し、本業に専念して下さい。
まずは、お問い合わせ下さい。
労働法ニュース : 日本航空 整理解雇170人に確定 12月末日
会社更生手続き中の日本航空は28日、12月31日付で雇用契約を一方的に解消する「整理解雇」を実施する対象者について、パイロット80人、客室乗務員60人、休職者ら30人の計170人に確定したと発表した。
前日の27日までに、新たに約30人が希望退職に応募し、当初見込んでいた202人から約30人減った。
同社の大西賢社長はこの日の記者会見で、整理解雇に踏み切ることについて「本人、ご家族に対し、申し訳ない気持ちでいっぱいだ。身を引きちぎられるような思いだ」と語り、断腸の思いを吐露した。
(12月28日 産経新聞)
その他ニュース : 勤務中にブログ 病院職員を1ヶ月の停職処分
大阪府吹田市は24日、市立吹田市民病院で、勤務時間中に職場のパソコンで個人のブログを更新したとして、診療局放射線科主幹の男性(51)を1ヶ月の停職処分とした。
ブログでは、釣りなど趣味に関するもののほか、昨年インフルエンザの流行の際、職場の後輩に先に予防接種を受けるよう順番を決めた上司を非難する書き込みをしていた。
病院の説明によると、2009年3月〜今年4月、勤務時間中に785回にわたりコメントを書き加えるなどしていた。病院総務室長らが複数回注意していた。
(12月25日 日経新聞)
【あかり事務所からお知らせ】
上記では、一般常識の欠如によるものですね。
当たり前のことが、当然に認識されていない。そんな事柄は多いです。
経営者・会社の上司と部下の認識は違います。当たり前のことを、ルール化する!
そんな「職場のルールブック」を当事務所は作成しています。
【主な内容】
- 就業規則を絡めて記載する
- 一般常識を改めて記載する
- 会社独自のルールを記載する
効果は期待できます。再認識する良い機会となります。
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