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労働法ニュース : 労働契約と認めないが、「内々定取り消し」は会社の不法行為と認定 賠償命令 福岡

投稿日時: 2011-02-17 20:57:08 (1849 ヒット)

 不動産会社コーセーアールイー(福岡市中央区)が採用の内々定を一方的に取り消したのは違法として、30代の男性が同社に約115万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、福岡高裁は16日、一審福岡地裁判決に続き会社側の責任を認め、賠償を命じた。賠償額は一審の85万円から22万円に変更した。

 判決理由で広田民生裁判長は「事前連絡や経緯の説明に不十分なところがあったと認めざるを得ない」と指摘し、同社の不法行為と認定。一方で「内々定の撤回には企業経営上の相当な理由はあった」と述べた。

 訴訟の焦点だった内々定が労働契約の成立に当たるかの判断については

内々定は内定と明らかに性質が違い、企業が新卒者を囲い込んで他の企業に流れるのを防ごうとする活動の域を出るものではない」として、一審同様に労働契約とは認めなかった。

 原告代理人の光永享央弁護士は「一審に引き続き不法行為と認められた点は納得できるが、大幅な減額は残念。個人的には最高裁の判断を聞いてみたい」と話した。

 控訴審判決によると、男性は大学4年だった2008年7月に内々定を通知され、入社承諾書を提出し就職活動を終了したが、内定式直前の同9月、世界的金融危機など経営環境の悪化を理由に内々定を取り消された。同社からはその後、具体的な説明はなかった。

(2月16日 時事通信)


社会保険ニュース : 【続編】健康保険料率表ダウンロード開始 平成23年3月適用〜(兵庫・大阪・京都他) 

投稿日時: 2011-02-16 09:17:03 (2471 ヒット)

協会けんぽにて、平成23年3月より適用される各都道府県の健康保険料率表がダウンロードできます。

詳しくは⇒協会けんぽHP

主な都道府県の保険料率表

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その他ニュース : 最低賃金ランク(A〜D)見直し6年ぶり 茨城格上げ、福島下げ 厚労省審議会

投稿日時: 2011-02-11 10:56:19 (2622 ヒット)

 厚労相の諮問機関、中央最低賃金審議会は10日、最低賃金を改定する際の指標となる新たな都道府県ランク(A−Dの4段階)を決めた。茨城を現在のCからBに格上げする一方、福島をCからDに下げ、他の45都道府県は現状維持とした。見直しは6年ぶりで、2011年度から適用する。

 最低賃金は毎年度、中央審議会が示す目安に基づき、各都道府県の審議会が決める。中央審は上位のランクほど高い引き上げ額を提示する場合が多い。

 10年度最低賃金の全国平均時給は730円だが、Aランクで最高の東京(821円)とDランク最低の高知や沖縄など8県(642円)とは179円の開きがある。新ランクではAが5都府県、Bが11府県、Cが14道県、Dが17県になる。

ちなみに、現在

大阪は『A』ランク

兵庫は『B』ランクです。

(2月10日 時事ドットコム)


労災ニュース : OKI(沖電気工業)社員 過労によるうつ病原因 自殺 労災認定

投稿日時: 2011-02-09 21:01:53 (2277 ヒット)

 OKI(沖電気工業=東京都)から同社のグループ会社に出向していたシステムエンジニアの男性(当時35)が自殺したのは過労によるうつ病原因として、亀戸労働基準監督署が労災認定した。

 代理人の川人博弁護士によると、男性は1998年に沖電気に入社し、05年に沖電気ネットワークインテグレーションに出向。08年6月の配置転換後の2カ月間の残業が月100時間を超えうつ病を発症した。自宅療養したが復帰後の09年8月に自殺。10年6月に遺族が労災申請し、今月3日に認定された。

 川人弁護士は「復職後、産業医は残業は月20時間までと制限していたが、会社は20時間を超す残業を男性に課していた」と話した。

(2月7日 asahi.com)


労働法ニュース : 労働組合幹部の業務外しは不当労働行為、東京都労働委員会が復帰命令

投稿日時: 2011-02-09 20:51:13 (2265 ヒット)

 東京都労働委員会は4日、阪急交通社の子会社「阪急トラベルサポート」(大阪市)が、労働組合幹部の男性を添乗業務から外したのは不当労働行為だとして、男性を添乗業務に戻し、復帰までの賃金相当額(月額約36万円)を支払うよう命じた。

 都労委によると、ツアーなどの添乗員を派遣する同社は2010年3月、労組委員長だった男性を添乗業務から外したが、都労委は、添乗員の残業代などを巡り対立していた組合の弱体化を狙った支配介入だと判断した。男性は「一日も早く復帰したい」と話した。

(2月5日 読売新聞)


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