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労災ニュース : 大阪市校正印刷会社の16人全員 胆管がん労災認定へ 厚労省
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印刷会社の従業員らに胆管がんの発症が相次いでいる問題で、厚労省が、労災申請があった大阪市の校正印刷会社「サンヨー・シーワィピー」の従業員ら16人全員について、業務と発症に因果関係があるとして、労災認定する方針であることが20日、同省への取材で分かった。胆管がんの労災認定は初。
同一の職場で多くの若い従業員が、高齢者に多いとされる胆管がんを発症している特異性を重視したとみられる。3月中旬に開く専門家の検討会で基本的な考えをまとめた上で、順次、労災認定する。
労災申請している16人は20代1人(1人死亡)、30代7人(3人死亡)、40代8人(3人死亡)。
(2月20日 共同通信)
労災ニュース : 賠償求め提訴 過労死基準上回る残業時間(135時間)でうつ病発症 餃子の王将社員
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関西中心に中華料理チェーン「餃子の王将」を展開する王将フードサービス(京都市)の男性社員(27)が5日、長時間業務で鬱病(うつびょう)を発症し、休職に追い込まれたとして、同社を相手取り約2300万円の損害賠償を求め、京都地裁に提訴した。
訴状によると、男性は約10カ月のアルバイト期間を経て、平成22年1月から京都府南部の店で正社員として勤務。スタッフ数が少ない調理場やメニューを考案する担当などを掛け持ちし、精神的な負担を強いられ、23年4月から休職した。同月に医師から鬱病と診断された。
男性が店長に退職を申し出た同年1月までの過去6カ月間の平均残業時間は厚労省が定めた過労死基準を上回る約135時間で、24年2月には京都南労基署が労災認定した。
弁護側は、鬱病の発症は長時間の過重労働に起因すると主張。王将側は「事実確認ができておらず、現状では何も答えられない」としている。
(2月5日 SankeiBiz)
労災ニュース : 残業251時間 JTBグループ社員 失踪後練炭自殺 労災認定
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旅行代理店大手JTBのグループ会社「JTB法人東京(現JTBコーポレートセールス)」に勤務していた東京都の男性(当時40)が自殺したのは長時間労働が原因として、新宿労働基準監督署が労災認定したことが30日、分かった。決定は昨年10月12日付。
労基署は、自殺前1カ月の時間外労働を251時間と認定。遺族側の弁護士は「これほど長時間の認定は極めてまれ」と話している。弁護士によると、男性は団体旅行の営業を主に担当。課長に昇進した2011年2月、ニュージーランドで大地震が起き、ホームステイを予定していた高校の日程調整など負担が集中したという。男性は同年3月に失踪し、練炭自殺した。
記者会見した妻によると、会社に泊まったり、自宅で朝まで仕事をし、1時間仮眠して出勤したりする日々だったという。妻は「過労自殺の防止策の必要性を社会に知ってほしい」としている。
JTBコーポレートセールスの話 既にご遺族に真摯(しんし)に対応してきた。
(1月30日 時事ドットコム)
労災ニュース : 残業170時間 バレンタイン前チョコレート製造会社で過労自殺 労災認定
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横浜市の男性(当時31)が出向先のチョコレート会社で自殺したのは長時間労働が原因だとして、渋谷労働基準監督署が労災認定していたことが29日分かった。遺族は同日、同社に約9700万円の損害賠償を求め東京地裁に提訴した。
遺族側の弁護士によると、男性は2004年からコールセンター業務を行う会社に正社員として勤務。11年10月、関連会社のチョコレート製造・販売「コンパーテス・ジャパン」(東京都渋谷区)に出向し、トラブル対応や在庫管理、店舗スタッフの採用などを担当していたが、同年12月末に同社の非常階段で首をつって自殺した。
労基署は、バレンタインデー前の繁忙期と重なり、男性の自殺前1カ月の時間外労働が約170時間に上っていたと指摘。上司の叱責に業務指導の範囲を超えた発言があったなどと認定した。
(1月29日 時事ドットコム)
労災ニュース : アスベスト(石綿)労災認定の中部電力グループ社員が死亡
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中部電力は28日、アスベスト(石綿)の労災認定を受け、療養していたグループ会社トーエネックの50歳代の男性社員(静岡県)が昨年12月に肺がんで死亡したと発表した。男性社員は30年間、電気工事作業に従事したという。
また、元中部電社員2人の労災申請も明らかにした。長野県の60歳代の男性が昨年7月に中皮腫で死亡。三重県の70歳代の男性が肺がんで療養中という。
(1月28日 SankeiBiz)