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労働法ニュース : 減給の制裁 公務用のPCでアダルトサイト閲覧 係長を減給 滋賀県守山市職員
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滋賀県守山市は28日、公務用のパソコンで繰り返しアダルトサイトを閲覧したとして、同市政策調整部の男性係長(47)を減給100分の5(3カ月)の懲戒処分にしたと発表。
係長は昨年11月〜今年3月、執務終了後にサイトを見ていた。これまでも同様の行為で厳重注意や市長の文書訓戒など計4回の処分を受けたが閲覧をやめず、市はより重い処分が必要と判断した。
係長は市の調査に「週に2〜3回、ほかの職員が帰った後に1時間程度見た」と事実関係を認めた上で「今後はもう見ない」と約束したという。
(5月28日 共同通信より)
労働法ニュース : 大相撲八百長問題 元星風の解雇は「有効」 東京地裁
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大相撲の八百長問題で日本相撲協会から不当に解雇されたとして、元十両星風のボルド・アマラメンデ氏(28)モンゴル出身が、協会を相手に十両力士としての地位確認などを求めた訴訟の判決で、東京地裁の渡辺弘裁判長(竹田光広裁判長代読)は24日、八百長をしたと認め、解雇は有効として訴えを退けた。
元星風側は控訴する方針。
元星風は昨年4月、元幕内千代白鵬との取組で「故意による無気力相撲」を行ったとして、協会から引退勧告を受け、拒否 したところ解雇された。
渡辺裁判長は、元星風ら3人での星の回し合いを証言した元千代白鵬と、仲介役だった元幕下恵那司の供述について、「一貫しており信用性は高い」と指摘。協会との信頼関係を大きく損ねる事情で、解雇は重過ぎる処分ではないと判断した。
(5月24日 時事ドットムより)
労働法ニュース : 労働審判「退職を拒んだら子会社出向は無効」 リコー社員 権利乱用と判断 東京地裁
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事務機器大手リコー(東京)が社員に命じた子会社への出向が22日、東京地裁の労働審判で無効とみなされた。問題になったのは、人選についての企業側の説明不足。製造業を中心にリストラを急ぐ企業は多い。異動や退職の正当性をめぐって社員と争いになる例は今後も続きそうだ。
リコーは昨年7月から人員削減の一環で希望退職を募っていた。審判申立書によると、社員2人は同月以降に上司から数回にわたって応募を迫られ、拒んだら9月に出向になった。2人は技術者だが、出向先では倉庫で製品のラベル貼りや箱詰めをしていた。
労働審判は非公開。裁判所は、業務内容が大きく変わる2人を出向の対象に選んだ理由について、リコー側の立証が不十分で、権利の乱用と判断したという。
ただ2人の出向がすぐに取り消されるわけではない。労働審判は、当事者のどちらかが結論に異議を申し立てると裁判に移行することになっており、リコー側は22日に異議を申し立てた。リコーは「裁判で正当性を主張していく」(広報室)としている。
(5月22日 asahi.com)
労働法ニュース : 「名探偵コナン」背景画制作会社員 残業代不払いで提訴
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人気アニメ「名探偵コナン」などの背景画を手がける制作会社「スタジオ・イースター」(東京都杉並区)の社員3人が、残業代の不払いなどがあったとして、同社に計約2700万円の支払いなどを求めて東京地裁に提訴した。17日の第1回口頭弁論で、会社側は争う姿勢を示した。
訴状によると、パソコンを使って原画に色をつける仕事などを担当している3人は、週6日勤務で、締め切り前には連日7時間程度の残業を強いられたのに、残業代がまったく支払われていないと主張。会社からは「アニメ業界に残業代という考え方はない」と言われたり、一方的に減給されたりしたと訴えている。
会社側はこの日、詳しい主張を明かさなかった。取材に対し、「反論は裁判で代理人を通じて主張していく」としている。
(5月17日 朝日新聞より)
労働法ニュース : 「36協定(時間外労働に関する協定)」ない疑いも 関越バス事故の陸援隊 厚労省
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群馬県藤岡市の関越自動車道で乗客7人が死亡した高速ツアーバス事故で、バス会社「陸援隊」(千葉県印西市)が時間外労働に関する労働基準法の「36協定」を締結していない疑いがあることが11日、分かった。
成田労働基準監督署などが針生裕美秀社長から聞き取りをするなどして調べている。民主党の国土交通・厚生労働部門合同会議で厚生労働省から報告された。
(5月11日 時事ドットコム)