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労災ニュース : 大阪市の印刷会社 「会社として補償を」胆管がん労災認定で初会見謝罪

投稿日時: 2013-03-29 20:53:38 (1325 ヒット)

以下、引用です。

 大阪市の印刷会社「サンヨー・シーワィピー」の元従業員らが相次いで胆管がんを発症した問題で、労災申請していた16人(うち死亡8人)が認定されたことを受け、同社の山村悳唯社長が28日記者会見し、謝罪した上で、「労災保険給付とは別に、会社として補償を考えている」と話した。山村社長がこの問題で謝罪するのは初めて。

 会見には次男の山村健司取締役も同席。1996年に購入した溶剤に胆管がんの原因とされる「ジクロロメタン」が含まれていたことについて、「専門的な知識が必要で、(有害物質が含まれていたことが)当時分かっていなかった。後悔している」などと話した。一方、「2004年に2人目の発症者を把握してからは、再検査を指示したり、溶剤を変更したりした」と、適切に対応したと強調した。

 労災認定された元従業員らも記者会見し、本田真吾さん(31)は「(社長は)出てくるのが遅いと思う。会社の気持ちが、まだ伝わってこない」と憤った。夫を胆管がんで亡くした女性(40)は「人の命を何だと思っているのか」と話していた。

(3月28日 時事ドットコム)


労災ニュース : 大阪市の校正印刷会社の16人を胆管がんで初、労災認定へ 厚労省

投稿日時: 2013-03-16 18:22:21 (1220 ヒット)

以下、引用です。

 印刷会社の従業員らに胆管がんの発症が相次いでいる問題で、厚生労働省の検討会は14日、労災申請をしている大阪市の校正印刷会社「サンヨー・シーワィピー」の従業員や元従業員16人を労災認定すべきだとする報告書をまとめた。厚労省はこれを受け、胆管がんとして初めて今月中に16人を労災認定する方針。

 報告書は、作業場で使用していた洗浄剤に含まれる化学物質「1、2ジクロロプロパン」が原因である可能性が高いと指摘。

 厚労省は全国の印刷会社に1、2ジクロロプロパンを含む洗浄剤の使用を控えるよう指示するとともに、10月をめどに法令を改正して暴露防止対策を義務付ける。

(3月14日 共同通信)


労災ニュース : 従業員の安全配慮義務を違反 過労死で東急ハンズに7800万円賠償命令 神戸地裁

投稿日時: 2013-03-15 18:28:24 (1519 ヒット)

 以下、引用です。

 生活雑貨大手「東急ハンズ」(東京)に勤務していた夫(当時(30))が死亡したのは過度な労働が原因だったとして、神戸市東灘区に住む妻と長男が同社に約9000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が13日、神戸地裁であった。

 長井浩一裁判長は「死亡前の2カ月の時間外労働が月80時間を超えるなど過重な労働、睡眠不足による心身の不調から突然死した」と過労死を認定した上で、「従業員の安全に配慮する義務に違反した」として約7800万円の支払いを命じた。

判決によると、夫は平成9年に入社。心斎橋店(大阪市中央区)に勤務していた16年3月、自宅で就寝中に心臓に異常をきたし、突然死した。東急ハンズは「判決文の詳細を確認した上で対応を決める」とコメントした。

(3月13日 SankeiBiz)


労災ニュース : 日本政策金融公庫に賠償命令 元職員の過労自殺因果関係認める 大阪地裁

投稿日時: 2013-03-07 19:59:46 (1788 ヒット)

 以下、引用です。

 農林漁業金融公庫(現日本政策金融公庫)の男性職員(当時(38))が自殺したのは過重な業務でうつ病を発症したためとして、妻(43)らが公庫に約1億7900万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、大阪地裁の稲葉重子裁判長は6日、因果関係を認め、約8800万円の賠償を命じた。

 稲葉裁判長は「転勤の引き継ぎや転勤後に担当案件が増えるなど、業務の心理的負荷でうつ病を発症した」と認定。「公庫は男性の健康状態を悪化させないよう適切な措置を取る義務を怠った」と述べた。

 判決などによると、男性は2005年4月に高松支店から長崎支店に転勤。同5月ごろ、うつ病を発症し、7月に自宅近くで首をつって自殺した。高松労働基準監督署は07年12月、労災認定した。

(3月6日 時事通信)


労災ニュース : 19歳少年自殺 会社が上司のパワハラ認めて和解 福岡の飲食店

投稿日時: 2013-02-25 19:21:26 (1488 ヒット)

以下、引用です。

 調理師だった福岡県遠賀町の少年(当時19歳)が自殺したのは、勤務先の飲食店の上司による暴力が原因だったとして、両親が店の運営会社と当時の上司2人に慰謝料など9160万円の支払いを求め、福岡地裁小倉支部(岡田健裁判長)に提訴した損害賠償請求訴訟で、和解が成立していたことがわかった。

 会社側が上司の暴力を「行き過ぎた指導」と認め、パワハラ行為を事実上認めた。成立は21日付。

 原告側弁護士によると、主な和解内容は
〈1〉上司2人は事実関係を認めて「行き過ぎた行為」を謝罪
〈2〉同社は再発防止策を図る――など。
和解金額は明らかにしていない。

 訴状などによると、少年は2008年4月、レストランなどを運営する「グラノ24K」(福岡県岡垣町手野)に入社。岡垣町内の店で勤務していた翌年8月、自宅で自殺した。両親は前年9月頃からあざを作って帰宅するようになり、上司から大型のしゃもじで殴られたなどとして、09年に提訴。少年の自殺を巡っては北九州西労働基準監督署が10年10月、自殺は勤務先の上司の暴力やいじめなどが原因と労災認定していた。

(2月22日 読売新聞)


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