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その他ニュース : ワタミ 36協定(時間外労働に関する協定届)労使協定結ばず残業 労基法違反?
以下、引用です。
居酒屋チェーンのワタミフードサービス(東京)の一部の店舗で、労働基準法に定められた労使間の正式な手続きを経ずに、従業員に残業をさせていたことが17日、同社への取材で分かった。
時間外労働をさせるには、労働組合か、挙手や投票によって従業員の過半数の支持を得た労働者代表が「時間外労働・休日労働に関する協定(36協定)」を企業側と結ぶ必要がある。しかし労組がない同社では、店長がアルバイトの中から代表者を指名し、協定を結んでいた店舗があった。
厚労省は「労基法に抵触する可能性が高い」としている。同社では入社2カ月後の平成20年6月に自殺した女性社員(当時26)が「長時間労働による精神障害が原因」として、今年2月に労災認定されている。
(5月17日 SankeiBizより)
社会保険ニュース : 厚生年金基金の運用情報開示 役職員の研修義務化 厚労省
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厚労省は16日、厚生年金基金の基本的な運用情報を原則として開示し、運用を担う役職員には資質向上に向けて研修を義務付ける方針を固めた。
AIJ投資顧問による年金消失問題の対応策を協議する有識者会議で同日、これらの内容が盛り込まれた運用規制案を了承した。同省は手続きの容易なものから順次、実施する。規制案は、厚年基金が運用コンサルタントと契約する際は金融商品取引法上の登録業者に限定することも明記した。AIJの投資商品の販路拡大に関与したとされる旧社会保険庁OBのコンサルタントが、無登録だったことを踏まえた措置。
また、AIJに集中投資して被害を拡大させた基金もあったため、分散投資を徹底させるため、運用利回り目標や資産構成割合を記した運用基本方針を厚労相に届け出ることを、各基金に義務付ける。
(5月16日 共同通信より)
労働法ニュース : 「36協定(時間外労働に関する協定)」ない疑いも 関越バス事故の陸援隊 厚労省
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群馬県藤岡市の関越自動車道で乗客7人が死亡した高速ツアーバス事故で、バス会社「陸援隊」(千葉県印西市)が時間外労働に関する労働基準法の「36協定」を締結していない疑いがあることが11日、分かった。
成田労働基準監督署などが針生裕美秀社長から聞き取りをするなどして調べている。民主党の国土交通・厚生労働部門合同会議で厚生労働省から報告された。
(5月11日 時事ドットコム)
派遣関連ニュース : 三菱電機子会社が二重派遣 派遣事業1か月間の停止命令 東京労働局
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東京労働局は11日、職業安定法で禁じられている労働者の「二重派遣」をしていた として、 三菱電機の子会社で水道や交通施設の保守などを行う「三菱電機プラントエン ジニアリング」(東京)に 対し、労働者派遣事業の1か月間の停止を命じた。
同労働局の発表によると、同社は2008年 10月から11年9月にかけて、東京都内の電機機械設計会社など3社から派遣を受けた計2 9人の労働者を、別の下水道設備の維持管理な どを行う会社に派遣した。3社の労働者が同社に出向したと偽って派遣した形を取っていたと いう。同労働局は二重派遣を助長したとして、3社にも労働者派遣事業の改善命令を出した。三菱電機プラントエンジニアリングは「労働局の指導に従って、今後は適切に対応したい」 としている。
(5月11日 読売新聞より)
セクハラ・パワハラニュース : 違法な医療行為改善を求めたことでパワハラを受けたと提訴 千葉がんセンター麻酔科医
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千葉県がんセンター(千葉市)で麻酔科医として勤務していた同市の志村福子さん(40)が7日、違法な医療行為の改善を求めたことでパワハラを受けたなどとして、県に200万円の損害賠償を求めて千葉地裁に提訴した。
訴状によると、志村さんは2010年夏ごろ、同センターで歯科医が資格のない麻酔をしているとしてセンター長に改善を求めた。しかし、上司の手術管理部長(47)から仕事を減らされるなどの不当な対応を受け、退職を余儀なくされたとしている。 志村さんは同日、記者会見し「不正を訴えたのに仕事を奪われ、憤っている」と訴えた。
(5月7日 共同通信より)