新着情報
その他ニュース : 入社辞退した少年の顔を殴らせた会社経営者逮捕 鹿児島
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鹿児島県警鹿児島南署は7日、いずれも鹿児島市谷山中央5、型枠業砂畑俊和(25)、型枠作業員有馬綾(20)の両容疑者を傷害の疑いで逮捕した。
発表では、2人は元型枠作業員の少年2人(家裁送致)と共謀。昨年9月21日午後8時半頃、同市谷山中央1の路上で、同市の別の少年(17)の顔を殴るなどして1か月のけがを負わせた疑い。砂畑容疑者が少年らに暴行を指示し、有馬容疑者は現場を見張るなどしたらしい。砂畑容疑者は容疑を一部否認している。被害者の少年は昨年8月、砂畑容疑者が経営する会社への入社を辞退していたという。
(1月9日 読売新聞)
その他ニュース : 大阪市職員 兼業禁止なのに給与カットで土木バイト 停職6ヶ月懲戒処分
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大阪市は27日、環境局西南環境事業センターの男性技能職員(50)が、地方公務員法で兼業を禁止されているのに、JRの線路拡張工事に従事していたとして、停職6カ月の懲戒処分にした。
市によると、職員は昨年10月〜今年11月、深夜から未明にかけてJR新大阪駅の線路拡張の土木作業に知人の紹介で従事。月5回程度働き、1回約6000円の報酬を受け取っていたという。職員は「給与カットで子供の学費もかさみ、小遣い稼ぎのためにやった」と話しているという。
また、市教委も27日、市立小学校の男性管理作業員2人が数年前から、JR新大阪駅の拡張工事や阪急電鉄の保線工事に従事したとして、戒告処分にした。2人は報酬を受け取らず、食事や釣り道具、服の提供などを受けたという。
(12月28日 毎日JP)
労働法ニュース : 休職期間満了後 視覚障害による退職に無効認定 第一興商に支払い命令
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視覚障害を理由に不当に退職させられたなどとして、カラオケ事業大手「第一興商」の社員だった東京都内の男性(38)が、同社に地位確認と損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁(西村康一郎裁判官)は25日、退職を無効とし、未払い賃金の支払いを命じる判決を言い渡した。
判決によると、男性は2008年、視界の中心が見えなくなる障害を発症し、09年から休職。リハビリを経て復職を希望したが、同社は認めず、10年に休職期間の満了を理由に退職扱いとした。
判決は、リハビリで男性の視力が若干回復したことなどを踏まえ、「復職可能だった」と判断。ただ、「障害発症は職場での嫌がらせが原因」とする男性側の主張は「的確な証拠はない」と退けた。
第一興商の話「当社の主張が十分に反映されておらず、控訴する方針だ」。
(12月25日 読売新聞)
労災ニュース : 日本で働く中国人研修医に過労死初認定、残業最大121時間
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青森県弘前市の同市立病院で研修医として勤務中の10年11月に急性循環器不全で亡くなった中国人の呂永富さん(当時28歳)について、弘前労働基準監督署が、長時間過重労働が原因だとして労働災害を20日付で認定した。代理人の平本紋子(あやこ)弁護士が25日、記者会見して明らかにしたもので、日本で働く外国人医師の過労死が認められたのは初めてという。
平本弁護士などによると、呂さんは02年に訪日し、弘前大学医学部を卒業。10年4月から同病院で研修医として外科や内科、救急部門の外科で勤務した。労基署の認定によると、この間最も短い月で84時間、最長で121時間の時間外労働をし、平均は過労死認定基準の80時間を超えていた。夏休み以外はほとんどの土日に出勤し、月2〜4回の宿直で十分な睡眠を取れないまま日直勤務についていた。
研修医の過労死は平本弁護士が把握しているだけでも過去6件。同弁護士は「地方の医師不足は深刻な上、研修医の労働時間管理はずさん。抜本的な対策が必要だ」と話している。
弘前市立病院の東野博院長は「労災認定されたことを重く受け止め、労働環境の再点検を行いたい」と話した。
(12月25日 毎日新聞)
社会保険ニュース : 国民年金の未納455万人 加入者の26%は過去最多 平成23年調査結果
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国民年金の保険料を2年間、全く納めていない未納者が2011年3月末現在で455万1千人にのぼることが17日、厚生労働省の実態調査でわかった。国民年金の加入者数(1737万1千人)に占める割合は26.2%と、05年の調査の25%を上回り過去最高になった。
調査は1987年から3年に1回実施。未納者は、09、10年度に一度も保険料を払っていない人(保険料を全額免除されている期間が一部ある人も含む)。所得が低いなどの理由で保険料支払いを免除されたり、猶予されたりしている人も、438万5千人(25.2%)で過去最高だった。
未納者の世帯の総所得は平均295万円。保険料を納付している世帯より低所得世帯の割合が高く、100万円未満は全体の25.4%、100万円以上200万円未満は21.7%。一方、世帯所得が1千万円以上で未納の人も3%いた。
(12月18日 朝日デジタル)