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新入社員がうつ病で自殺 就職前発症でも労災認定 東京地裁

投稿日時: 2014-09-18 18:58:36 (1329 ヒット)

以下、引用です。

  東京地裁は17日、外食チェーン店を展開する「東和フードサービス」(東京都)の新入社員だった女性(当時25)の自殺は過労によるうつ病が原因として、母親(65)が国に労災認定を求めた訴訟の判決で、労災と認めた。

  女性は学生時代に一度うつ病を発症している。八王子労働基準監督署は「病気が続いていた」として業務との因果関係を否定し、遺族補償給付を不支給としていた。

  佐々木宗啓裁判長は「就職時には安定した状態で通常の勤務を行っていた」と判断した。正社員になった翌日に「店舗責任者」に就任したことや、アルバイトが相次いで退職したことなど、業務上のストレスが重なってうつ状態になったと認め、労基署の処分を取り消した。

  原告側弁護士は判決後に記者会見し、「就労前に発症した精神障害の影響を限定的に解釈した画期的判決」と評価。

(9月17日 時事ドットコム)