個別労働紛争、過去最多 労働委員会に09年度503件
投稿日時: 2010-09-27 08:36:43 (1465 ヒット)
中労委は24日、労働条件などをめぐる労働者個人と使用者間の個別労働関係紛争で、地方の労働委員会が受けた2009年度のあっせん申請は08年度より4・6%増の503件に上り、01年度の制度発足以来最多だったと発表した。
個別労働関係紛争のあっせんは、知事部局などで行っている東京都、兵庫県、福岡県を除き、44道府県の労働委員会が実施。中労委は「08年秋のリーマンショックによる景気後退の加速、雇用情勢の深刻化の影響ではないか」としている。
前年度からの繰り越し分を含む09年度の紛争解決率は62・7%で、
あっせんの内容は
- 「解雇」220件
- 「賃金未払い」100件
- 「年次有給休暇」44件
あっせんの当事者となった労働者の雇用形態では
- 「正社員」60・9%
- 「パート・アルバイト」17・8%
- 「派遣労働者・契約社員」16・2%
の順だった。
(9月24日 共同通信)
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