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犬の訓練研修は労働基準法上の労働 東京地裁で和解

投稿日時: 2010-09-22 08:59:24 (1607 ヒット)

 犬のしつけなどを行う訓練学校で、研修生として犬の餌やりや排便の世話などに従事していた日野さんが労働基準法上の労働者に当たるかが争われた東京地裁の訴訟で、学校を経営する会社側が日野さんを労働者と認め、和解金120万円を支払うとの条件で和解が成立したことが21日、分かった。

 訴状やユニオンによると、日野さんは2007年3月から約1年間、シッスルハウス(神奈川県鎌倉市)が経営する都内の犬の訓練学校で犬の排便・排尿の世話や餌やり、送迎などを担当。午前7時に出勤し、午後9〜10時ぐらいまで働いたが、月収は最低賃金以下の10万〜13万円だったとして昨年2月、未払い賃金などを求め提訴した。

(9月21日 共同通信)