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続報 逮捕の日産元社員、持ち出し情報5千件 いすゞ自動車転職前

投稿日時: 2014-05-15 18:25:12 (2735 ヒット)

以下、引用です。 

 日産自動車(本社・横浜市)の営業秘密情報が持ち出された事件で、不正競争防止法違反容疑で逮捕された元社員の岡村賢一容疑者(37・神奈川県厚木市)が、5千件のデータを私有パソコンなどに移していたことが神奈川県警への取材で分かった。岡村容疑者はいすゞ自動車(東京都品川区)に転職していたことも判明。県警は、岡村容疑者が再就職先で利益を得るために情報を持ち出した可能性もあるとみて捜査している。

 捜査関係者によると、岡村容疑者は昨年7月、「日産テクニカルセンター」(神奈川県厚木市)のパソコンから本社のサーバーに接続。約5千のファイルを選んで会社のパソコンに取り込んだ後、自宅に持ち帰って私有パソコンなどに移し替えていた。日産側が持ち出しに気づき、県警に相談していた。関係者によると、岡村容疑者は同月末に日産を退職、その後、いすゞ自動車に転職したという。

 岡村容疑者の逮捕容疑は、昨年7月、発売前の新型車の予定価格など営業秘密にあたるデータ4件を外部媒体にコピーして、持ち出したというもの。容疑を否認しているという。

 日産自動車広報によると、大量のデータ移動や外部へのデータ送信は専門の部署で監視しているが、岡村容疑者がデータを持ち出したことはすぐには把握できなかったという。同社は「情報管理を徹底し、従業員の更なる意識強化を徹底する」とコメントした。

(5月14日 朝日新聞)