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在留資格を不正に取得させた派遣会社社長ら ほう助で逮捕 兵庫県警

投稿日時: 2014-04-24 18:47:19 (1416 ヒット)

以下、引用です。

 経営する会社で通訳として雇用したと偽り中国人留学生に在留資格を取得させたとして、兵庫県警は23日、大阪市中央区の人材派遣会社「CORE」社長の田内比登志容疑者(49)ら3人を入管難民法違反(資格外活動)ほう助の疑いで逮捕した。県警は、田内容疑者らが留学生から謝礼を得ていたとみて追及する。

 捜査関係者によると、他の2人は、田内容疑者に留学生を紹介した仲介役の男ら。3人は共謀して昨年から今年にかけ、CORE社が留学生2人を通訳として雇用したとする偽の契約書を入国管理局に提出し、留学生らが通訳業務などを行う「人文知識・国際業務」の在留資格を不正に更新するのを手助けした疑いが持たれている。同様の手口で留学生数十人の在留期間を更新させ、1件数十万円の謝礼を得ていた疑いがある。

 県警は2月下旬、飲食店で不法就労したとして留学生数人を入管難民法違反容疑で逮捕。在留資格を更新した経緯を調べた結果、田内容疑者らの関与が浮上したという。

 警察庁のまとめでは、昨年、資格外活動で摘発された外国人は309人。8割以上が接客業や飲食店などで働いていたが、本来の資格は
・留学生101人
・短期滞在70人
・人文知識・国際業務58人
などだった。

 2012年7月の同法改正で、従業員の在留資格確認を怠った雇用主も同法違反(不法就労助長)容疑に問われることになった。

(4月23日 毎日新聞)