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死亡の母親の遺族年金不正受給 神戸の73歳男を刑事告訴

投稿日時: 2010-09-10 20:50:37 (1803 ヒット)

 神戸市職員でつくる市職員共済組合は9日、8年間で約1300万円分の遺族年金を不正受給したとして、市内の会社員の男(73)を詐欺容疑などで兵庫県警に刑事告訴したと発表した。本来の受給者の母は8年前に94歳で死亡したが、母を装って毎年申請し生活費などに充てていたという。母の死亡届は出されており、戸籍や住民登録は抹消されている。

 高齢者の所在不明問題後の調査で判明した。

 組合は03年度以降、住民基本台帳ネットワークで受給者の生存確認をしているが、毎年、書類が出ていたため生存していると思い込んでいたという。住基ネット上、生存確認できない受給者は他に10人いたが、全員の生存を確認したという。

(9月10日 毎日.jp)