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介護保険料分0.17ポイント引き上げ 協会けんぽ 平成26年〜

投稿日時: 2014-01-16 19:54:49 (1263 ヒット)

以下、引用です。 

 中小企業の社員約2000万人が加入する全国健康保険協会(協会けんぽ)は14日、2014年度の介護保険料率を前年度比0.17ポイント引き上げ1.72%にすると発表した。医療の保険料率は10.0%に据え置くが、国費による支援策がなければ引き上げを迫られていた計算だ。介護・医療ともに企業や従業員が負担すべき保険料は上昇傾向が続いている。

 労使が折半する保険料は、加入者の収入の標準額に保険料率をかけて算出する。介護では今回の保険料率上げで、保険料の年額は加入者1人当たり6万9636円となり、前年度比6882円増える。

 医療保険では、国は協会けんぽの保険給付費などへの国庫補助率を本来の13.0%から16.4%に引き上げている。10年度からの措置で、補助総額は年間収入の約14%にあたる1兆2000億円になる。

 協会けんぽは、引退した高齢者の医療への拠出金が支出の4割を占め、赤字構造の主因となっている。同けんぽは、国や大企業健保の支援策を拡充するよう要望しているが、財政難の国は慎重姿勢だ。大企業健保も支援拡大に伴う負担増を警戒し、反発姿勢を強めている。

(1月15日 日本経済新聞)