HOME  > 新着情報  > その他ニュース  > 「うつ病兆候」会社に知らせず、労働者だけに通知 厚労省案
アーカイブ | RSS |

「うつ病兆候」会社に知らせず、労働者だけに通知 厚労省案

投稿日時: 2010-09-08 08:44:09 (1524 ヒット)

 厚生労働省は7日、企業の健康診断に導入予定の、精神疾患の兆候を調べる仕組みの案を公表しました。

 うつ病などの兆候である不眠や食欲減退の有無を健診時に医師が問診し、兆候があれば労働者だけに知らせて医師と面接させる内容。

 当初は企業側にも所見を知らせる方針だったが、プライバシー保護の観点から方針を変更した。

 関連する労働安全衛生法や労働安全衛生規則などの改正が必要になる可能性があり、長妻厚労相は今後、諮問機関の「労働政策審議会」に案を示して詳細を詰めたうえで、2012年度にも実施する考えだ。

 健診の問診では「食欲がない」・「よく眠れない」などをチェック項目とする。
疾患の兆候があり、さらに医師との面接でも疾患の可能性があると判断された際は、労働者の同意を得たうえで、医師が企業に就業制限や休業の必要性に関する意見を示す。


当事務所では、誰でも簡単にわかる『心の健康診断表』無料で進呈しています。

興味がある方は⇒こちら