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老齢厚生年金 賠償求め国提訴

投稿日時: 2010-09-07 08:55:06 (1661 ヒット)

 旧社会保険庁年金相談センターの不適切な対応で、特別支給の老齢厚生年金(60代前半の厚生年金)を約3年半受給できなかったとして東京都中野区の男性が6日、この間の年金相当額など計約417万円を国に賠償するよう求める訴えを東京地裁に起こした。

 訴状によると、男性が61歳だった04年11月、立川年金相談センターに相談したが、職員からは「被保険者期間が220カ月で受給に必要な300カ月に足りない」と指摘されました。

 しかし、08年1月に別の社会保険事務所に相談したところ▽学生などとして任意加入だった期間が47カ月▽失業して妻に扶養されていたものの被保険者の届け出をしていなかった期間が36カ月−−あり、受給権があったことが判明した。