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警官拳銃自殺・上司のパワハラが原因と両親が国家賠償請求訴訟 名古屋地裁

投稿日時: 2013-08-28 18:26:32 (1888 ヒット)

以下、引用です。

 愛知県警中署の男性巡査(当時24歳)が2010年11月、中署内で拳銃自殺したのは上司によるパワハラが原因だとして、両親が26日、県を相手取り、約5700万円を求める国家賠償請求訴訟を名古屋地裁に起こした。

 訴状によると、巡査は10年4月採用で、同10月から中署地域課で交番勤務を始めた。ミスをすると、交番の上司の男性巡査長から腕立て伏せを命じられ、「お前は警察に必要ない」と退職願を書くよう迫られた。自殺した日には、拳銃のひもを紛失したことを巡り、「死んでしまえ」と言われ、土下座させられて殴る蹴るなどの暴行を受けたという。

 自殺した巡査の父親(59)は同県警警察官。「県警には隠蔽(いんぺい)体質がある。長男の死の真相を明らかにしたい」とのコメントを発表した。

 両親の弁護士によると、県警は「指導の一部に不適切な面があった」との内部調査をまとめたが、違法性はないとして上司らを懲戒処分せず、自殺との因果関係も認めなかったという。両親は強要容疑で巡査長を告訴したが、名古屋地検は12年に不起訴処分にした。

(8月27日 毎日jp)