HOME  > 新着情報  > その他ニュース  > 社内コスプレ強要、精神的苦痛を受けた カネボウ子会社が謝罪・和解
アーカイブ | RSS |

社内コスプレ強要、精神的苦痛を受けた カネボウ子会社が謝罪・和解

投稿日時: 2013-07-03 18:56:31 (1274 ヒット)

以下、引用です。

 社内研修でコスチュームを着用する「コスプレ」を強要され、精神的苦痛を受けたとして、化粧品大手「カネボウ化粧品」(東京)の子会社「カネボウ化粧品販売」に勤務していた大分県内の女性(60歳代)が、同社と当時の上司らに約330万円の損害賠償を求めた訴訟は2日、同社側が女性に謝罪し、和解金を支払うことなどを条件に福岡高裁(古賀寛裁判長)で和解が成立した。

2月の1審・大分地裁判決では、女性が2009年10月、研修会で、ウサギの耳の形などをしたコスチュームを着用させられたことについて、「正当な職務行為とはいえない」として、子会社側に22万円の支払いを命じた。

 和解条項には、子会社側が〈1〉精神的苦痛を与えたことに遺憾の意を表明する〈2〉再発防止に向けて社員教育を強化する――ことなどが盛り込まれた。

 カネボウ化粧品は「事案を重く受け止めており、和解が成立してよかった」としている。

(7月2日 読売新聞)