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夫の作業服を洗濯した妻が肺がんで死亡 アスベストが原因と提訴 尼崎

投稿日時: 2012-09-21 18:24:52 (1285 ヒット)

以下、引用です。

 尼崎市のクボタ旧神崎工場で働いていた男性(82)の妻が肺がんで死亡したのは、作業服に付着したアスベスト(石綿)を吸い込んだのが原因だとして、男性ら親族3人が、クボタなどに3300万円の損害賠償を求める訴えを地裁尼崎支部に起こしたことがわかった。提訴は15日付。

 訴状によると、男性は1972年から10年間、クボタの下請け会社の社員として、旧神崎工場で石綿を使った水道管などの出荷作業に従事。妻は、自宅で石綿が付着した男性の作業服を洗濯しており、2004年に71歳で死亡した。男性は、石綿健康被害救済法に基づく特別遺族給付金を申請し、09年に石綿による肺がんと認定されている。

 クボタ広報室は「訴状が届いていないのでコメントできない」としている。

(9月20日 読売新聞)