過重な労働で持病が悪化 「製パン・神戸屋」社員の過労死認定 東京高裁
投稿日時: 2012-02-01 19:10:16 (2659 ヒット)
以下、引用です。
パン製造大手「神戸屋」(本社・大阪市)に勤めていた男性(当時41)が死亡したのは、過重な労働で持病のぜんそくが悪化したためだとして、男性の遺族が国に労災認定を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は31日、一審判決に続いて遺族の主張を認めた。
斎藤隆裁判長は「業務とぜんそく死には因果関係がある」と述べ、労災認定しなかった労働基準監督署の処分を取り消した一審・東京地裁判決を支持し、国側の控訴を棄却した。
判決によると、男性は同社東京事業所に勤務していた2002年7月、ぜんそくの発作で心臓が止まり、死亡した。死亡前の6カ月間の月平均の時間外労働は88時間だったことや、業務課物流係長としての業務が精神的なストレスを伴っていたことを挙げて、「質、量ともに過重な業務が、ぜんそくを重症化させた」と認定した。
(1月31日 ニュース)
- 上司から恋愛感情メール セクハラ労災認定 (2020-10-30 13:23:59)
- 48日間連続勤務 適応障害発症で労災認定 (2020-09-25 13:49:49)
- コロナ、労災増加に影響か? 岡山で災害注意報発令 (2020-08-27 15:37:35)
- JAXA業務の31歳男性が過労死 労基署が労災認定 (2019-04-08 12:18:45)
- 労災かくし 契約打ち切り恐れ有期契約労働者が要請受諾 藤沢労基署 (2017-11-06 20:48:26)
- 共謀し労災かくし 1法人と3人を書類送検 立川労基署 (2017-10-31 19:57:13)
- ヤマト社員自殺は労災 妻が国を提訴へ 名古屋地裁 (2017-10-11 19:42:27)
- コンビニ配送で過労死 長野県の男性 残業100時間超 (2017-09-04 19:47:06)
- 残業月188時間 小樽の病院職員の過労自殺認定 賠償求め遺族提訴 (2017-08-29 19:19:17)
- 新国立競技場建設会社員が自殺 残業200時間で労災申請 東京 (2017-07-24 18:08:32)