女性の育休取得、初の減少=経済情勢悪化が影響 厚労省
投稿日時: 2010-07-19 09:07:13 (1554 ヒット)
厚生労働省が16日発表した2009年度の雇用均等基本調査によると、女性の育児休業取得率は前年度比5.0ポイント低下の85.6%と、比較可能な1996年度以来、初めて減少したことが分かった。
2008年秋のリーマン・ショックを受け経済情勢が悪化する中、厚労省は「小規模事業所などで、育児休業を取らずに働いた女性が増えた」とみている。 調査は昨年10月に実施し、5人以上の従業員がいる4509事業所が回答した。
男性の取得率は0.49ポイント上昇し、1.72%と過去最高になった。ただ、政府は6月に閣議決定した新成長戦略で、20年までに男性の取得率を13%に引き上げることを目標にしており、依然低水準にとどまっているのが実情だ。
(7月16日 時事ドットッコム)
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