HOME  > 新着情報  > 労働法ニュース  > 外国人実習生への賃金・残業代未払い等 法令違反事業所が過去最多 2010年調べ
アーカイブ | RSS |

外国人実習生への賃金・残業代未払い等 法令違反事業所が過去最多 2010年調べ

投稿日時: 2011-09-05 20:01:18 (1837 ヒット)

以下、引用です。

 2010年に外国人技能実習生に対する賃金や残業代の未払いなどで労働関係法令に違反した事業所が2328に上り、過去最高となったことが1日、厚労省の調べでわかった。

 外国人技能実習生制度を巡っては、

  • 賃金未払い
  • 長時間労働が問題

となり、同年7月、実習生の法的保護の強化を目的とした改正入管難民法が施行。

施行後、同省が全国の3145事業所を調べたところ、2328事業所で違反が見つかった。09年より調査対象を836事業所拡大したが、違反も701事業所増えた。

違反の内訳では

  • 「労働時間」に関する内容・・・929事業所
  • 「割増賃金不払い」に関する内容・・・690事業所等

 同省労働基準局監督課は「法改正後も法令違反が減っていないのは遺憾。監督を強化する」としている。

(9月1日 ニュース)