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【続報】専業主婦3号から1号へ切替漏れ年金問題 法改正案提出先送 平成23年7月

投稿日時: 2011-08-02 19:30:42 (1814 ヒット)

以下、引用です。

 民主党は31日、専業主婦ら第3号被保険者の年金切り替え漏れ対策を盛り込んだ国民年金法改正案について、今国会への提出を見送る方針を固めた。国会運営に影響を与えると判断した成立が遅れるほど救済が遅れ、無年金となる人が増える可能性も強まる。

 保険料負担のない3号の人は、扶養を外れると保険料を払う必要がある1号被保険者への切り替えを届け出なければならない。過去に切り替え漏れがあるとその期間は保険料未納となり、納付が25年未満だと無年金となる。厚労省の推計では、切り替え漏れのある人は97万4000人、記録を修正すると、47万5000人の年金が減額される。

厚労省は、

(1)過去にさかのぼって保険料を納められる期限(現行2年)を10年まで延長
(2)未納期間を年金受給資格期間(25年間)に算入
(3)未納のまま年金を受け取っている人の給付カットや過払い分返還
などの方針を決め、国民年金法改正案を3年の時限立法で、今国会に提出する方針を表明した。

 しかし、対応策を決める過程で政府方針が変わるなど混乱が生じ、野党側は長妻前厚労相、細川厚労相の責任を厳しく追及した経緯がある。細川厚労相の進退問題も浮上しかねず、国会日程全体への影響を考慮し国民年金法改正案の今国会提出を断念した。

(8月1日 ニュース)


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