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Canon(キャノン)に228万支払い命令=元社員の発明対価訴訟−東京地裁

投稿日時: 2010-07-09 08:42:55 (2123 ヒット)

 レーザープリンターの画質向上を可能にするキヤノンの特許について、技術を発明した元社員の箕浦一雄さんが1億円の対価支払いを求めた訴訟で、東京地裁(大鷹一郎裁判長)は8日、約228万円の支払いを命じる判決を言い渡した。箕浦さんは判決を不服として控訴する方針。

 キヤノンによると、箕浦さんは在職中の1978年、ビーム光の形を制御する技術を発明。同社は報奨金として約55万円を支払っていた。

 レーザープリンターをめぐっては、知財高裁が昨年、箕浦さんが発明した別の技術の対価として、キヤノンに約7000万円の支払いを命じた。双方が上告している。

(7月8日 時事ドットコム)