HOME  > 新着情報  > 社会保険ニュース  > 国民年金保険料納付率 現制度開始以来最低 このままいくと給付に影響!?
アーカイブ | RSS |

国民年金保険料納付率 現制度開始以来最低 このままいくと給付に影響!?

投稿日時: 2011-07-14 20:45:40 (1508 ヒット)

以下、引用です。 

 厚労省は13日、自営業者などが支払う国民年金保険料の2010年度の納付率が09年度より0・7ポイント下がり、現行制度が始まった1986年度以降で最低となる59・3%だったと発表

 政府は、国民年金の納付率80%を前提に将来の年金財政を設計しており、このまま低下が続けば給付への影響は避けられない情勢だ。

 納付率は96年度まで8割を維持していたが、近年は5年連続で低下し、初めて6割を切った。納付率低下の背景には、年金制度への不信の高まりや、加入者に非正規労働者が増加していることなどがある。

 東日本大震災のため、岩手、宮城、福島3県などで納付の督励や強制徴収ができなくなり、全国に電話で督促を行う仙台市のコールセンターが被災したことも低下の要因になった。

 厚労省は、戸別訪問による納付の督励を強化し、国税庁に徴収を委任することなどにより、11年度は納付率6割の回復を目指したいとしている。

(7月13日 ニュース)