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「名ばかり管理職」と蛇の目ミシン支店長ら 残業代訴訟

投稿日時: 2011-06-01 21:20:04 (1842 ヒット)

 31日、蛇の目ミシン工業(東京都八王子市)支店長を管理職扱いし、残業代を支払わないのは違法だとして、59〜64歳の支店長3人が、過去2年4カ月分の計約3200万円を請求する訴訟を東京地裁立川支部に起こした。

 3人は支店の管理業務の他に顧客対応やミシンの修理を行い、長時間労働を強いられてきた。待遇面でも年収540万〜900万円程度で、労働基準法で例外扱いされる「管理監督者」には当たらないと主張している。

 3人は1964〜75年に入社し、3〜5年で販売員から支店長になって各地で勤務。うち2人は定年の60歳をすぎ、1年契約の嘱託社員となっている。

(5月31日 ニュース)