最低賃金引き上げ議論 平成22年7月時点
投稿日時: 2010-07-06 08:17:57 (1886 ヒット)
厚生労働相の諮問機関である中央最低賃金審議会が2日開かれ、2010年度の地域別最低賃金の引き上げ幅の目安の議論を始めた。大都市圏に比べて水準が低い地方の底上げが、どこまでできるかが焦点だ。
政府は労使の代表らが参加する「雇用戦略対話」を経て6月にまとめた成長戦略で、最も低い都道府県の最低賃金(現行で時給629円)を「できる限り早期」に、時給800円以上に引き上げる方針を示した。また全国平均(同713円)を2020年までに1000円にする方針を提示。目標達成には、地方での大幅引き上げが不可欠だ。
長妻昭厚労相は審議会で「多くの道県で最低賃金は600円台にとどまっている。こうした道県の引き上げを、十分議論してほしい」と話した。
(7月3日 SankeiBiz)
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