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東日本大震災 復興工事中の労災事故(死傷等)相次ぐ 茨城労働局

投稿日時: 2011-04-14 08:44:36 (2379 ヒット)

茨城労働局は12日、東日本大震災の復興工事中に高所から転落して死傷する等、労災事故が県内で10件に上ったと発表。工事の集中で技量や防止措置が不十分なまま作業させたのが原因とみられる。

 震災のあった先月11日〜今月8日に発生し、職場復帰に4日以上かかった負傷事例を県内の労働基準監督署を通じ集計。その結果、4日につくば市で住宅の屋根瓦を修繕していた男性作業員(73)が約6メートルの高さから転落して死亡したほか、計9人が骨折などのけが。いずれも高所で作業中に足を滑らせたり、ヘルメットを着用しなかったりしたケースが目立つという。

 一方、茨城県警によると、今月11日には牛久市の店舗新築工事現場で男性作業員(57)が福島、茨城両県で震度6弱の余震のあった直後に高さ約3メートルの足場から落ち頭を強打し、12日に死亡。

(4月12日 ニュース)