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【続報】専業主婦3号から1号への切替漏れ救済策 廃止検討 新対策導入

投稿日時: 2011-03-03 08:15:31 (1864 ヒット)

 サラリーマンの妻らが加入する国民年金の第3号被保険者制度を巡り、夫が会社を辞めた際に年金切り替えを忘れた妻などを救済する厚労省の「運用3号」制度について、政府は廃止するとともに新たな救済策導入のため法改正する方向で検討を始めた。総務省年金業務監視委員会が週明けにも廃止を含む抜本見直しの意見を総務相に伝え、総務相が厚労相に是正勧告する。

 夫が退職した専業主婦らは、保険料を払わなくていい3号から、支払う1号に切り替えなければならないが、実際は切り替えていない人が数十万人いることが判明。1月に導入された運用3号は、2年分だけの保険料を求め、それ以前の未納分も負担したものとみなす救済策だったが、野党などから不公平との批判が高まり「当面停止」とされていた。

 法改正による新たな救済策は、

  • 救済時限を定めた上で、払える人にはさかのぼって払ってもらい、その期間を納付期間と認める
  • 払えない人は、届け出た未納期間を国民年金の加入期間(受給のためには計25年の加入が必要)と認めるが、納付期間としては認めず年金額に反映させない

などが選択肢とされる。

(3月2日 ニュース)

【過去のニュース】

2011年1月から実施している内容は⇒こちら

不公平だという批判がでている内容は⇒こちら

不公平だと言われても見直さないと言った内容は⇒こちら

この制度を停止させることになった内容は⇒こちら


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