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【続報】総務省に対し厚労相 専業主婦の切替漏れ年金救済策 見直さず

投稿日時: 2011-02-21 09:16:27 (1742 ヒット)

 夫が会社を辞めた後に保険料を支払っていない専業主婦に対し、政府は、保険料の支払いを免除(一部)する救済策2011年1月から実施している。救済策が不公平だという批判が出ていることについて、細川厚労相は18日、救済策を見直す考えがないことを明らかにしました。

 会社員の夫を持つ専業主婦は、夫が会社を辞めた場合、国民年金に加入して保険料を支払うことが義務付けられているが、その制度を知らずに保険料を支払っていない主婦が数十万人いるとみられている。厚労省は、加入期間が足りないために年金をもらえない主婦が増えるのを防ぐため、過去2年間の保険料を支払えば、その前の未納期間も支払っていたとみなす救済策を先月から始めた。これについて、総務省の年金業務監視委員会などは「保険料を支払ってきた人との間で不公平が生じる」と厳しく批判した。

 しかし、細川厚労相は18日、行政が十分広報しなかったために加入者に不利益があってはならないとして、「厚労省のやり方が一番妥当だ」と述べ、救済策を見直す考えがないことを明らかにしました。

(2月18日)

2011年1月から実施している内容は⇒こちら

不公平だという批判がでている内容は⇒こちら


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