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新年金制度、一元化し最低額保障 政府が7原則

投稿日時: 2010-06-30 19:06:31 (2073 ヒット)

 政府の「新年金制度に関する検討会」(議長・菅直人首相)は29日、2014年度以降の導入を目指す新制度に関する基本原則7項目を決めた。

 検討会は新たな年金制度を検討する必要性について、労働力人口の減少などを挙げて「現行制度を存続させることは困難」とした。

新たな年金制度の基本7原則

  1. 年金一元(全国民が同じ1つの年金制度に加入)
  2. 最低保障(最低限の年金額を保障)
  3. 負担と給付の明確化(負担と給付の関係が明確な仕組みに)
  4. 持続可能(将来にわたって誰もが負担でき、安定的な財源を確保する)
  5. 「消えない年金」(年金記録の確実な管理と加入者本人がチェックできる体制に)
  6. 未納・未加入ゼロ(年金保険料の確実な徴収で無年金者をなくす)
  7. 国民的議論(国民的な議論の下で制度設計)

 (6月29日 日本経済新聞)