HOME  > 新着情報  > 労災ニュース  > OKI(沖電気工業)社員 過労によるうつ病原因 自殺 労災認定
アーカイブ | RSS |

OKI(沖電気工業)社員 過労によるうつ病原因 自殺 労災認定

投稿日時: 2011-02-09 21:01:53 (2264 ヒット)

 OKI(沖電気工業=東京都)から同社のグループ会社に出向していたシステムエンジニアの男性(当時35)が自殺したのは過労によるうつ病原因として、亀戸労働基準監督署が労災認定した。

 代理人の川人博弁護士によると、男性は1998年に沖電気に入社し、05年に沖電気ネットワークインテグレーションに出向。08年6月の配置転換後の2カ月間の残業が月100時間を超えうつ病を発症した。自宅療養したが復帰後の09年8月に自殺。10年6月に遺族が労災申請し、今月3日に認定された。

 川人弁護士は「復職後、産業医は残業は月20時間までと制限していたが、会社は20時間を超す残業を男性に課していた」と話した。

(2月7日 asahi.com)