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TAC元社員を長時間労働による過労死認定 中央労働基準監督署

投稿日時: 2011-01-07 20:40:33 (1933 ヒット)

 TAC(東京)の経理担当で、昨年3月、急性虚血性心疾患のため35歳で亡くなった男性について、東京労働局中央労働基準監督署が、長時間労働による過労死として労災認定していたと代理人の川人博弁護士が7日明らかにした。

 川人弁護士らによると、男性は入社直後の2009年11月、公認会計士試験に合格。正式に会計士となるための実務補習を週1回程度受けながら、休日出勤や徹夜の仕事をこなし、多い時は月約125時間の時間外労働をした。昨年3月、自宅で倒れ死亡。同12月、労災認定された。

 川人弁護士は「TACは会計士の実務補習制度を熟知しているのに十分な配慮もせず、長時間労働を強いたことを重く受け止めるべきだ」と話している。

(1月7日 共同通信)